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Fitbit、Pebbleの主要人材とソフト・知財関係の買収を発表。Pebbleは全製品の生産販売を打ち切り

出資済み、注文済みの場合は払い戻します

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活動量計メーカーのFitbitが、スマートウォッチのPebbleから主要な人材とソフトウェア/ファームウェア資産を買収すると発表しました。これによって、Pebbleは全製品の生産を終了し消滅することになります。

FitbitはPebbleから買収したリソースを用いて新製品の開発を加速し、さらに既発製品のアップデートも可能になるとしています。また、法人向け、研究分野向けのカスタム製品、サードパーティアプリケーションの導入計画を進める予定とのこと。Bloombergは、Pebble従業員のおよそ40%はFitbitで継続して雇用されるだろうと報じました。

Pebbleはすでに販売した約200万本のPebbleウォッチのユーザーに対し、当面はこれまでどおり製品を使い続けられるものの、製品保証などのサポートはもはや提供できないとしました。

またKickstarterで出資を募集していたPebble Time 2、Pebble Time Roundについてはプロジェクトを完全に中止。出資者には2017年3月にKickstarterから払い戻しをするとのこと。一方、注文は完了したもののまだ出荷が住んでいない製品については今後出荷されることはなく、払い戻し対応となります。

Pebbleは2012年、長時間連続使用が可能な電子ペーパーを採用したユニークなスマートウォッチとして市場を開拓、Kickstarterでの出資募集キャンペーンでは当時の史上最高額を集めるなどして熱狂的なファンを獲得しました。しかし、その後の新製品開発ではこれといった新しい特徴を作り出すことはできず、Apple WatchやAndroid Wearを搭載するライバル製品の進歩に対して遅れをとる格好となっていました。

Pebbleを創業したEric Migicovsky氏は次のようにコメントしています。「長年に渡り、ともに素晴らしい製品を作り上げてきたすべてのPebblerに心から感謝いたします。私たちのコミュニティは活気があり、そして情熱的です。ユーザーの皆さんによってPebbleは特別な製品として競争力をつけることができました。私たちはユーザーのみなさんがPebbleに対して注いだ愛情を忘れることはありません」
Source: Pebble, Fitbit
関連キーワード: business, fitbit, gear, pebble, smartwatch, wearables
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