監査法人の監督当局で作る国際機関 東京に本部設置へ
監査法人の監督当局で作る国際機関が来年4月、本部事務局を東京に設置するのを前に7日、監査に関連する業界団体などが設置準備を支援するための組織を立ち上げました。
東京に本部事務局を設けるのは、日本の金融庁をはじめ52の国と地域の当局で作るIFIAR=監査監督機関国際フォーラムです。
7日、金融庁で開かれた会合には、会計監査に関係する団体の代表者などおよそ30人が集まり、事務局設置を支援するための組織を立ち上げました。この組織は来年4月の事務局設置に向け、海外から集まるスタッフの支援や国内の監査業務に関する情報の伝達などを行うことにしています。
この国際機関の事務局機能は、これまでは参加する監督当局が交代で担ってきましたが、常設の事務局を設けることで、監督に関わる課題に継続して取り組む体制を整えます。
金融に関連する国際機関が東京に常設の事務局を設置するのは初めてで、金融センターとしての地位向上につながるのか注目されます。金融庁の佐々木清隆さんは、「日本でも大手企業による会計不祥事があったが監査の質は重要な問題だ。グローバルな監査の質の向上につなげたい」と述べました。
7日、金融庁で開かれた会合には、会計監査に関係する団体の代表者などおよそ30人が集まり、事務局設置を支援するための組織を立ち上げました。この組織は来年4月の事務局設置に向け、海外から集まるスタッフの支援や国内の監査業務に関する情報の伝達などを行うことにしています。
この国際機関の事務局機能は、これまでは参加する監督当局が交代で担ってきましたが、常設の事務局を設けることで、監督に関わる課題に継続して取り組む体制を整えます。
金融に関連する国際機関が東京に常設の事務局を設置するのは初めてで、金融センターとしての地位向上につながるのか注目されます。金融庁の佐々木清隆さんは、「日本でも大手企業による会計不祥事があったが監査の質は重要な問題だ。グローバルな監査の質の向上につなげたい」と述べました。