地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子・最終回、第10話。ドラマ。キャスト。ネタバレ、あらすじ、感想。
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」第10話で、いよいよ最終回です。
石原さとみさん演じる河野悦子は、ファッション誌LASSYの編集者になれるのか?
そして、菅田将暉さん演じる折原幸人とは、どうなるのか?
いろいろ気になることがありますが、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」、最終回はどんな結末になるのでしょうか。
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子・第9話、第8話のキャスト。ネタバレ、あらすじ、感想などはこちら
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子・最終回、第10話。ドラマ。キャスト。ネタバレ、あらすじ、感想。石原さとみさん、LASSYの編集者になる?
「地味スゴ」のキャスト
河野悦子:石原さとみ
折原幸人:菅田将暉
森尾登代子:本田翼
米岡光男:和田正人
藤岩りおん:江口のりこ
尾田大将:田口浩正
今井セシル:足立梨花
波多野 望:伊勢佳世
佐藤百合:曽田茉莉江
青木祥平:松川尚瑠輝
正宗信喜:杉野遥亮
東山:ミスターちん
西田:長江英和
北川:店長松本
坂下梢:麻生かほ里
目黒真一郎:高橋修
亀井さやか:芳本美代子
貝塚八郎:青木崇高
茸原渚音:岸谷五朗
本郷大作:鹿賀丈史
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子・最終回、第10話のネタバレ、あらすじ
以下、地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子・最終回、第10話のネタバレ、あらすじです。
亀井編集長:春の特大号の企画を新人がプレゼンするんだけど、あなたも考えてみない。やってみる気ある?
河野悦子:はい、お願いします。
悦子:ついに、夢が叶うときが来た!
貝塚が走ってくる。
貝塚:是永どこにいるか知っているか?本郷先生が、盗作で告発されたんだ。是永連れて、すぐ来てくれ。
「ゼロ知識照明」が、「悪魔の階段」と似ていると、直木龍之介。
初稿の校閲が、10月5日。
11月9日。
11月30日
本郷とは連絡がつかない。
貝塚:先生の様子がいつもと違うな、と。原稿が早いし。内容がエロミスじゃないし。茸原さん、無実を証明するために、力を貸してもらえませんか?
茸原:もちろんです。
悦子:幸人くんも疑ってるの?
幸人:疑ってないけど。気になることがあるんだ。電話がかかってくるんだけど。俺の前で取らないんだ。一刻も早く12月5日までに、無実を証明しないと。
初稿河野、再稿が米岡、念稿が藤岡だった、
再度、原稿を見てみることに。
悦子:やっぱり、本郷先生ではありません。一人称を使い分けている。ウェブ小説でも、そのまま。
家も、米岡と本郷が一緒に考えた間取り。
ゲラがどうやって盗作されたのか?
森尾:今夜エソンナの展示会があるんだけど、行きません?企画の役にも立つと思うし。
悦子:行きたいんだけど、今、ものすごくめんどくさい校閲やっててさ。展示会は行けないけど、企画はちゃんと考えるからさ。
モデルの撮影
森尾:目のクマ、充血してるし。
幸人:今日、撮影ってこと忘れてて。徹夜しちゃった。どう書いたら、読者に伝えられるか考えていて。
森尾:そっか、やっと書きたいこと見つかったんだね。じゃあ、今後、撮影減らす?
幸人:そんなことできないよ。森尾さんに迷惑かかっちゃうから。
念稿解析
藤岩:あー。わかったんです。やはり盗作したのは、直木龍之介です。しかもどの段階で盗作したかもわかりました。
正男と典子。おぱっぽ祭り。架空の祭り。青森のごく限られた言葉で、男性の性器。
藤岩:現地に行って確認したので間違いありません。
悦子:なにそれ。校閲の仕事はデスクでって、散々言っていたのに。
おん茶柱祭りに変えてもらった。
しかし、ウェブ小説では変わっていない。
再稿と念稿の間にゲラを盗んだと考えられる。
しかし、犯人はどうやってゲラを盗んだのか?
ということで、防犯カメラのビデオを見る。
悦子が校閲部をデコっていたのがわかっただけ。
大将で。貝塚が来ている。是永と待ち合わせしている。
森尾が、バイク便で資料を送ってくれていた。
貝塚:企画書?
悦子:実はさ、なんと、ラッシーの編集長から企画を考えて、プレゼンしてみろと言われたの。
貝塚:おお、いよいよお前の執念が実るときが来たな。
悦子:あれ、どうなった?防犯カメラの映像。
貝塚:いや。つまり、本郷先生の手にある間に盗まれたということだよ。そうなると、本郷先生が見つからないと。
幸人が来る。
幸人:何か進展はありましたか?
貝塚:本郷先生から連絡は?
幸人:ないです。ダメ元で母親に電話して見たんですが。
幸人の母親から電話。
幸人:親父が昨日から行方不明でさ。え、ここにいる。
本郷の別荘に、悦子、幸人、貝塚が行く
本郷の別荘に、3人で行く。幸人の母、折原亮子(浅田美代子)
折原亮子:あなたが河野悦子さん、初めまして。お噂は、本郷から聴いているのよ。ほんと可愛い人ね。
本郷:みんなよく来たね。この別荘の存在は君(貝塚)には知られたくなかったんだけど。
幸人:ところで、二人一緒にいるわけ?モジモジしてなくてさ。
本郷:彼女(悦子)のおかげで、20年ぶりに会うようになって、それからちょこちょこ会うようになった。
幸人:だったらそう言ってよ。あ、電話してたの、かあちゃんだったの?
本郷:私の盗作とは穏やかじゃないね。
幸人:直木龍之介っていう人知ってる?
本郷:直木龍之介?
貝塚:先生の潔白は、すでに校閲部が証明してくれました。
悦子:先生のお手元に原稿があったのは、10月27日から30日の間です。
亮子:ちょうどそのころ、大学の同窓会があったわよね。
貝塚:そのさいゲラはお持ちになりましたか?
亮子:持って行ったわよね。ついでに原稿書きたいって言って。
貝塚:ご友人のお名前とご住所をいただいてもよろしいでしょうか。
本郷:断る。みんな40年来の私の友人だ。友人を疑うようなことはできない。
幸人:なに言っているの。盗作犯にされちゃうんだよ。
本郷:構わん。ゲラを持っていた私が悪い。要求どおり、出版は中止。謝罪文を掲載しなさい。
貝塚:先生はきっと、犯人の見当がついている。けど、大事な友達を犯罪者にするくらいなら、自分が盗作犯人になっても良いと思っている。
本郷:明日、東京にいく。
と、本郷は東京に行くことにしている。
帰りの車で。
大将:実はえっちゃんの親父さん、俺のサラリーマン時代の先輩なんだよ。銀行員だったんだけど。合わなくて。やめたら、親に迷惑がかかる。でも、えっちゃんの親父さんだけ、脱サラを勧めてくれたんだ。あっちもこっちも立てようとするなんて、お前自身の人生なんだ。えっちゃんが、こっちに来るってなって、娘を頼む、娘を頼むと言われて、これで恩返しができるって。
貝塚:だってよ。
と、寝ている悦子。
企画を考えようとする悦子。
貝塚が来る。
貝塚:本郷先生が動いだぞ。今、是永が尾行している。お前も来るか。
直木:なんでわかった?
本郷:直木龍之介なんてペンネーム。純文学と大衆文学の賞を分けることなんてナンセンスだって言っていたな。
直木:盗作の元を作るのは大変だった。
本郷:なんでこんなことした?
直木:順風満帆なお前の人生になんらかの汚点を残してやりたくなったんだ。
本郷:俺の人生が順風満帆?妻子に逃げられ。20年以上、一人暮らししている俺の人生が。
直木:離婚なんて、聞いてない。
本郷:いうか、そんなこと。友達には弱みを見せるべきかもしれない。ホームページの小説みたぞ。
直木:あんなの小説なんて。夢を叶えられなかった。叶えたお前のことが心底羨ましくなってな。
悦子:なんで、なんで、過去形なんですか?
割って入って来る。
悦子:今、夢を叶えられなかったとおっしゃいましたけど。まだ書いているんですよね。小説。だったら諦める必要ないじゃないですか。
直木:この人、だれ?
本郷:息子の彼女だ。
貝塚:あの直木龍之介さんですよね?
岩崎:本名は岩崎ただしです。息子さん、安心してください。きちんと自首してカタをつけますから。
本郷:なにバカ言ってんだ。だったら俺も、自首しなきゃならなくなるだろう。俺が大学を卒業できたのは、お前がボツにした論文を、勝手に拝借して出したからだよ。夢が叶わなかったって、でもお前、結婚式で泣きながら言ったよな。家族を持つことが夢だって。夢はいくつあってもいい。けど、全部いっぺんになんて虫が良すぎる。俺は、仕事は手に入れたけど、家族を失った。だから、今一生懸命取り戻そうとしている。
悦子:確かに虫が良すぎるのかもしれません。でも、岩崎さん諦めないでください。全力で取り戻してください。
本郷:まだ夢の途中にいると思うと、この歳でもワクワクしないか。一緒に夢を見ようじゃないか。
岩崎:ありがとな、本郷。
ラッシーの企画提出の締め切りまであと3時間。ぜんぜんできていない。
森尾:これ来週出そうと思っていた企画。これ編集長に送って。
悦子:そんなずるできないよ。
森尾:そんなこと言ってる場合。ラッシーの異動かかってるんだよ。
メールを送ってしまう、悦子。
プレゼン当日
亀井編集長:企画書見ました。ファッション誌志望なだけあるわ。ラッシーの特集の傾向も研究している。それじゃプレゼンして。
悦子:ラッシーは、私のバイブルでした。創刊号から取り寄せて、隅から隅まで繰り返し読みました。でも、今回の企画は森尾が作ってくれたものです。校閲の仕事にかかりきりになってしまって、企画を考える時間を取れませんでした。せっかくチャンスをいただいたのに、本当にすいませんでした。人の力を借りてこちらに異動になっても意味がないと思いますので、この企画は取り下げさせてください。本当に異動の話申し訳ありませんでした。
亀井:異動ってなに?確かに企画を出せって言ったけど、それはあなたがラッシーの編集者を希望しているって聞いたから。どれだけ本気かっていうのを見るだけであって、異動とかいう話は全く出ていないんだけど
悦子:そうなんですか。
亀井:どっちにしろ、チャンスが転がっていたのに、人の企画だって、正直に白状しちゃうようじゃダメね。人の手柄を奪ってでも這い上がってやろうというくらいじゃないと、この世界生きていけないわよ。あなたもよ、森尾。
森尾:はい。
亀井:しばらくは、校閲で頑張りなさい。また気が向いたら、声をかけるわ。お疲れ様。
堀尾:本当にごめん。でも、なんであんなこと言ったの?
悦子:あの企画が採用されて、異動の決め手になったとしたら、ずるした自分、いつまでも許せないだろうなって。
森尾:潔癖だな。私は、先輩にLASSYに来て欲しいんです。編集者として、一緒に働きたいんです。
悦子:大丈夫、近いうち必ず行って見せるから。
森尾:わかりました。待ってます。その時は、先輩って読んでもらっていいですか。
悦子:じゃあ、心から先輩って呼べるように、スキルアップしてもらってていいですか。
森尾:いいよ。森尾先輩頼りになるって、言われるぐらいにしておきますから。
悦子:じゃあ、先輩、奢ってよ。
幸人がモデルの撮影に遅刻。
森尾:遅い。
幸人:遅れてすいません。
森尾:なにしてたの?
幸人:徹夜して本書いてて、そのまま起きてようと思ったけど、寝ちゃって。他のスタッフさんは?
森尾:帰ってもらった。幸人はクビにするからって言って。あんたさ、モデルとしてのプロの自覚がなさすぎる。本気でやっている人に失礼だよ。あんたの代わりなんて、いくらでもいるから、今すぐやめて。
幸人:でも。
森尾:幸人、モデルと作家。どっちも頑張って、その先に得られるものがあるの?やっと書きたいもの見つかったんでしょ。先輩もさ、ラッシーの企画考えるチャンスもらったんだけど、校閲の仕事忙しくて、チャンスをふいにしちゃったんだよね。先輩も幸人も、二つのことができるほど、器用な人間じゃないんだからさ。新作楽しみにしてるよ。
校閲部で。
貝塚:いた、いた、いた。直木龍之介のHPが削除されたから、今回は愉快犯の仕業だってことで、処理された。で、お前は?プレゼンがダメで一人で落ち込んでんのか?
悦子:なんで、知ってんのよ。
貝塚:じゃあ、結局、ラッシーの異動は夢に終わったわけだ。
悦子:だから、終わってないから。絶対に近いうちに行って見せるから。ただな。本郷先生のことで頭いっぱいになっちゃって。プレゼンのこと後回しにした自分に心底がっかりした。こんだけラッシーに行きたいと思っているのにさ、やること半端だなって。
貝塚:それは半端なんて言わない。お前は、校閲の仕事とラッシー異動を、天秤にかけて、校閲の仕事を優先した。お前は、夢があっても、目の前にある仕事を全力で取り組む。だから、校閲部のみんなも受け入れてくれた。この先、お前が編集者になろうと、校閲者になろうと、お前はお前なんだ。少なくとも俺は、どっちのお前も全力で応援してる。
悦子:なんだよ、たこ。なんかたこ食べたくなったから、帰る。
大将で、みんなで飲んでいる。
今井セシル:彼、いいんですか?
悦子:今、作家で、書いているところだから。
と言ったところに、幸人が来る。
幸人:それがさ、岩崎さん一家がうちに来てさ、宴会が始まっちゃって。えっちゃん、ほんと悪いんだけど、部屋借りてもいいかな。
悦子:いいよ。
悦子:夜食作ったから置いておくね。
幸人:できた。えっちゃん読んでくれる?
悦子:いいの?
幸人:一番最初の読者はえっちゃんて決めてたから。
幸人:読み終わった?どうだった?
悦子:面白かった。
幸人:本当に?
悦子:本当に。すっごくすっごく面白かった。
幸人:よかった。
悦子:本当にお疲れ様。
悦子:あの、なんか色々うやむやになっちゃって。付き合う、付き合わないって話。幸人君はほんとにすごいと思う。ここにたどり着いた。本当にすごいことだと思う。私は、せっかく夢に近づけるチャンス、みすみすふいにした。本当に悔しい。幸人君はもがいてもがいてこうして納得できるものが書けるように。私も、自分が納得できる自分になれるように。ラッシーに行けるように。このままの関係でいさせて欲しい。甘えちゃって、夢を追うことから逃げちゃうような気がするの。
幸人:わかった。そうしよう。俺も、やっと書きたいことが見つかって。この道でやっていけそうな気がしているだけで。まだ結果出してないし。俺も頑張る。えっちゃんも頑張って。
悦子:うん。
校閲部
校閲部の扉を電飾している。
藤岩:河野さん、さすがにこれはやりすぎです。
悦子:これ、あたしじゃないです。
藤岩:じゃあ、誰が一体こんなバカなことを。
茸原:それは、私です。地味な校閲部が、少しずつ自信を持つようになりました。作家さんの信用を得、編集と対等になり。皆さんも少しずつ、自己主張するようになりました。そんな校閲部が、私の自慢であり、誇りです。そんな校閲部に地味なプレートは似合わない。だから私が作りました。
是永の新作ができた。「東京B-SIDE」
茸原:この本は間違いくなく売れます。
この本ができるきっかけについて、幸人が説明。悦子との出会いや仕事について。
エールを送りたい。夢を叶えていても、夢を叶えていなくても、今の社会を支えている地味にスゴイ人たちに。
以上、地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子・最終回、第10話のネタバレ、あらすじでした。
「地味にスゴイ!」を動画で見たい方は、Huluで見られます
Blurayも予約受け付けしていますね。
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子・最終回、第10話の感想
「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子・最終回」でした。結局、悦子は、LASSYの編集にはなれませんでしたね。
これは、残念でしたよね。しかし、まあ、仕事をしながら、別の仕事を考えるというのは大変です。これはなかなかできることではないでしょう。
それでも、今の仕事を優先して、全力でやるというのは、河野悦子らしいですよね。
きっと、こういう姿勢でいれば、いつか、夢のLASSY編集者にもなれるのではないかと。
あと、森尾も、悦子にも幸人にも、やさしいですね。言い方は、ちょっと厳しいですが、あえてしているのでしょうし。
そういえば、森尾と貝塚はどうなるのでしょうね。まあ、友人?同僚?といったところでしょうか。この二人は、このままなのでしょうかね。
悦子と幸人は、今のままの関係を続けていくようです。こちらも、あと一歩というところですが、まあ、二人の選択ですから。もう少し時間が必要なのでしょう。
この続きどうなるんでしょうね。気になりますね。
原作の小説でわかるのかもしれません。
「地味にスゴイ!」は、仕事の話がいろいろ印象に残りました。やっぱり全力で行うということですよね。そして、夢もあきらめないで。
よく言われることですが。
やはり、大切なことは大切なんですよね。といったことを思わせてくれるドラマでしたし、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」の最終回もですね。
と、もう少しこの「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」続きを見てみたいなと思うドラマでしたね。