６日夜、名古屋市港区の住宅街で「銃声のような音がした」と警察に通報が相次ぎました。
銃弾の跡や薬きょうなどは見つかっていませんが、近くに山口組系暴力団の幹部がいたことなどが確認され、警察はこの幹部を狙った殺人未遂の疑いがあるとして捜査を始め、山口組と神戸山口組の対立抗争との関連についても調べています。
６日午後９時半ごろ、名古屋市港区錦町で「銃声のような音がした」と近くの住民から警察に５件の通報がありました。
警察の調べによりますと、けが人はおらず、これまでのところ銃弾の跡や薬きょうなどは見つかっていませんが、銃声のような音がした時間帯に近くの路上に指定暴力団・山口組傘下の暴力団の幹部が男女数人と一緒にいたことが確認されたということです。
また、この幹部らのグループが別の人物とどなり声をあげてトラブルになっているのを近くの男性が目撃していたということです。
警察は何者かがこの幹部を狙って拳銃を発砲した殺人未遂の疑いがあるとして捜査を始め、山口組と神戸山口組の対立抗争との関連についても調べています。
現場は名古屋臨海高速鉄道あおなみ線の稲永駅から７００メートルほど離れた住宅街です。