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えとの容器に入れた日本酒出荷
12月07日 09時54分
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三重県伊賀市の酒造会社で、来年のえと、「とり」をかたどった焼き物の容器に入れた日本酒の出荷作業が行われています。
三重県伊賀市は酒造りが盛んで、市内の酒造会社では約30年前から毎年、次の年のえとをかたどった焼き物の容器に日本酒を入れて正月用の縁起物として販売しています。
来年のえとの「とり」をかたどった容器は、滋賀県の信楽焼の窯元で作られたもので、高さは20センチほどで、一升入りと四合入りの2種類があります。
酒造会社では出荷作業がピークを迎えていて、従業員が専用のホースを使って純米酒をえとの容器に注ぎ、コルクで栓をした後、箱詰めする作業に追われています。
えとの容器に詰められた日本酒は、最近、オランダやフランスなどのヨーロッパのほか、中国などからの受注も増えていて、12月中旬までに1万2000個を出荷する予定だということです。
酒造会社の上島祐介さんは「すっきりして非常に飲みやすいお酒になっていますのでお正月に家族みんなで飲んでほしい」と話していました。
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