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河川国道事務所元課長を追起訴

12月06日 19時29分

河川国道事務所元課長を追起訴

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クラブなどで接待を受けた見返りに入札の情報を建設業者に漏らしたとして起訴された国土交通省の三重河川国道事務所の元課長が、別の2つの工事についても落札した会社の情報を建設業者に漏らしていたとして、国家公務員法の守秘義務違反の疑いで追起訴されました。
国土交通省では、12月3日にも別の国道事務所の元副所長が逮捕されています。
追起訴されたのは国土交通省三重河川国道事務所の元課長、田中春人被告(47)です。
起訴状などによりますと、田中元課長は、去年7月とことし3月、当時、勤務していた岐阜国道事務所が発注した2つの公共工事について、落札した建設業者の情報を愛知県半田市の瀧上工業の社員や東京にある川田工業の名古屋営業所の元所長に漏らしたとして、国家公務員法の守秘義務違反の罪に問われています。
田中元課長は、津市の川に橋を架ける公共工事をめぐり、名古屋市のクラブなどで、瀧上工業の社員から30万円余りの接待を受け、見返りに入札に関する情報を漏らしたとして、ことし9月に逮捕され、加重収賄の罪で起訴されています。
国土交通省をめぐっては汚職事件が相次いでいて、12月3日にも三重県四日市市の北勢国道事務所の元副所長が逮捕されています。

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