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海外居住装い脱税2人に判決
12月06日 19時29分
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ブラジルに移り住んでいるように装って、3年にわたって住民税、計1億7000万円余りを脱税
した罪に問われた愛知県豊橋市の人材派遣会社の元役員の親子2人に名古屋地方裁判所は執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。
豊橋市にある人材派遣会社の元役員、山本清次被告(80)と長男の晴久被告(53)の2人はブラジルに住んでいるように装って、昨年度までの3年分の住民税、計1億7000万円余りを脱税したとして、地方税法違反などの罪に問われました。
6日の判決で名古屋地方裁判所の角田温子裁判官は「脱税額は1億7000万円を超えて、極めて多額な上、1月1日時点の住民票が海外にあると偽って20年近く脱税行為を行っていて、常習性が高い」と指摘しました。その上で、すでに全額を納付し、反省もしているとして、山本清次被告に懲役1年、執行猶予3年、罰金2300万円。晴久被告に懲役1年、執行猶予3年、罰金3000万円を言い渡しました。
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