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元副所長“世話になり応じた”

12月06日 12時42分

元副所長“世話になり応じた”

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三重県のトンネル工事の入札をめぐる汚職事件で、建設会社の元社員から100万円分の商品券を受け取ったとして逮捕された国土交通省の国道事務所の元副所長が、「世話になっていたので元社員からの話に応じた。見返りがあると思って情報を漏らした」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
国土交通省の北勢国道事務所の元副所長、深谷亘容疑者(56)は4年前、三重県紀北町のトンネル工事の入札をめぐり、落札できる価格などを建設会社、奥村組の元社員、星野直則容疑者(67)に漏らした見返りに100万円分の商品券を受け取ったとして加重収賄などの疑いで逮捕されました。
警察によりますと、深谷元副所長と星野元社員は8年ほど前に仕事を通じて知り合ったということで、その後の調べに対して深谷元副所長が「世話になっていたので星野元社員から持ちかけられた話に応じた。見返りがあると思って情報を漏らした」などと供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。
星野元社員は入札に関する情報を奥村組内部の複数の部署に伝えていたとみられ、警察は2人が関係を深めていったいきさつを調べています。

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