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中電 大規模停電の復旧訓練
12月06日 10時09分
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中部電力の名古屋支店で、5日、大規模な停電から迅速に復旧するための訓練が行われました。
訓練は名古屋市中区の中部電力名古屋支店にある送電をコントロールする部屋を再現した訓練施設で行われ、担当の9人の社員が参加しました。
訓練の想定は2つの送電線が何らかの原因で故障し、名古屋市の中心部などで約20万戸の大規模な停電が起きたというものです。
系統監視盤と呼ばれるモニターには送電の状況が表示され社員たちが停電が起きている地域や故障している送電線の特定を進めました。
そして、別の変電所からの送電線を使って電気を流し、次々と停電を復旧させていきました。
今年10月には埼玉県新座市にある東京電力の送電施設で火災が起き、都内の約58万戸が一時、停電して都市機能の一部がマヒするなど大きな影響が出ており、中部電力も大規模な停電が起きた際は迅速な復旧が求められています。
中部電力名古屋支店名古屋系統運用センターの西川正人所長は「いざという時に安全、安心、迅速に対応できるよう、しっかり対策をとっていきたい」と話しています。
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