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【プロ野球】

イケメン小林がバリカン持参トレ 「上司」阿部の命令は絶対

2016年12月7日 紙面から

キャッチボールする小林=ジャイアンツ球場で(園田佳子撮影)

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 巨人の小林誠司捕手(27)が丸刈りを覚悟した。来年1月に志願参加する阿部慎之助内野手(37)とのグアム自主トレに、バリカンを持参する。阿部の弟子入り条件に応えた格好だ。

 小林は6日、ジャイアンツ球場でランニングやキャッチボール、マシン打撃で汗を流した。投げたときなどに時折なびくサラサラヘア。そんなイケメンのトレードマークと、まもなくお別れになるかもしれない。

 「(バリカンを)持っていきます。普通に、上司に持ってこいって言われたら持っていくでしょ? 同じですよ」

 先日、福井での阿部のトークショー。グアム自主トレに同行する小林について「『バリカン持ってこい!』って言ってある。それでやる気度を計るつもり。気にするところはそこ(髪)じゃない」と先制パンチを放った。もしも刈られることなったら高校時代以来になるが、小林は「全然、髪形に特にこだわりはないです。(丸刈りは)経験しているので別に(抵抗はない)」。未練はなさそうだ。

 今季は129試合に出場し、来季も正捕手の最有力候補。そんな小林の課題は打撃だ。今季の打率2割4厘はこの3年で最低だった。阿部は「(グアムで)教えるのは技術じゃない。打撃に関しては少しアドバイスするかもしれないけど」と話していた。小林にとっては収穫大の自主トレになりそう。実りを刈り取ることができれば、髪を刈られるぐらい、どーってことない! (園田佳子)

 

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