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【ドラニュース】

平田、出塁率4割目標

2016年12月7日 紙面から

トークショーが終わり、参加者と記念写真に納まる(左から)高橋、平田、遠藤=名古屋市緑区のバッティングららら緑店で(黒田淳一撮影)

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 中日の平田良介外野手(28)、遠藤一星内野手(27)、高橋周平内野手(22)の3人が6日、名古屋市緑区のバッティングセンター「ららら緑店」でトークショーと打撃講習会を行った。子どもたちに本塁打の打ち方を教えたイベント後、平田は後輩の高橋に対して「ホームラン26本打ってほしい」と要求。一方で自身は本塁打数ではなく出塁率にこだわることを明かし、4割を目標に設定した。

 130人の親子が集まった熱気ムンムンのバッティングセンターで、竜の大砲の打撃論も熱を帯びた。子どもたちに対して「思いっきり振って、ホームランを打ってください」と呼び掛け、「ボールをバットに当てる時間を長くする」と独自の感覚も伝えた平田。イベント後には隣にいた高橋に向かって「スタメンで出て、26本打ってほしいですね。ずっと見ているけど打てない数字じゃない。若い選手が出てきてくれれば、チームが活性化する」と要求した。

 その一方で、自身は「ホームランにはそこまでこだわりはない」と言った。こだわるのは、出塁率、長打率、そしてその2つを足した数値である『OPS』だ。「僕の野球の考えはOPSなんです。メジャーではよく言われるけど、OPSの高い選手が9人並ぶとすごく得点が入る」。塁に出ること、そしてホームに帰ること。打率や本塁打数というわかりやすい個人タイトルではなく、チームとして勝つために多く点を取ることを突き詰めた指標こそが、平田の数字へのこだわりだ。

 

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