アテネオリンピック女子マラソンで金メダルを獲得した野口みずきさんが参加して、出身地の三重県伊勢市でマラソン大会が開かれました。
今年から「野口みずき杯」と名前が付いた大会には、全国から８２００人あまりが参加しました。
スタート地点の県営サンアリーナの前では野口さんが「私の大好きな伊勢市を皆さんに走ってもらえてとても嬉しいです」と挨拶し、スタートの合図を鳴らしました。
大会は５キロとハーフマラソンの部に分かれ、参加した人たちは野口さんとハイタッチをしてスタートし、快晴の伊勢路を思い思いのペースで走っていました。
５キロの部に参加した伊勢市の４８歳の男性は「楽しく走れました。
いい天気で最高の大会になりました」と話していました。
野口みずきさんは「コースにはたくさん見どころがあるので景色を楽しみながら走ってもらい、今後も愛される大会にしていきたい」と話していました。