もうすぐクリスマスですね。今回は、色々なクリスマスの過ごし方をご紹介しようと思ったのですが、ネットで検索してみても「恋人と過ごすクリスマス特集」ばかり。
おひとり様の楽しいクリスマスの過ごし方があってもいいじゃないか?!キラキラしなくったって良いじゃないか!
ということで、今回は日本のクリスマスはどうしてこのような過ごし方になったのか、ひとりぼっちクリスマス(略して、ボッチマス)にどう対処すればいいのか調べてみました!
クリスマスとサンタクロースの関係性。
みなさんご存知の通り、クリスマスはイエス・キリストの誕生日であり、それを祝うキリスト教の祭事です。
では、なぜクリスマスにサンタクロースという人物が現れ、プレゼントを贈ってくれるのかご存知ですか?
サンタクロースのモデルは、キリスト教の聖職者ニコラウスといわれています。
「ある時ニコラウスは、貧しさのあまり三人の娘を身売りしなければならなくなる家族の存在を知った。ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、窓から金貨を投げ入れた。このとき暖炉には靴下が下げられていており、金貨はその靴下の中に入ったという。この金貨のおかげで家族は娘の身売りを避けられた」という逸話が残されている。
(引用元;サンタクロース - Wikipedia)
神話とか逸話によくあるミラクルですねwこの逸話と、ニコラウスの命日を祝う「シンタクラース祭」が由来となって、サンタクロースの存在が生まれたとされています。
海外では、ホームパーティが主流。
日本では恋人と過ごすイメージの強いクリスマスですが、海外では、家族や友人とホームパーティーで七面鳥や焼き菓子を食べて、クリスマス過ごすことが多いそうです。
とはいえ、国によってクリスマスの過ごし方や伝統行事が少しずつ異なるようです。下記のサイトに細かく書かれているので、海外でクリスマスを過ごしたいという方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
ただ、海外でクリスマスを過ごす場合に気をつけないといけないのは、クリスマス当日に休業している店が多いということ。下記のように「国名+クリスマス」などと検索すると、店が多く休みになる現状を把握できると思います。
- オーストラリアのクリスマス&年末年始の営業とお休み状況|All About
- スペインの年末年始をどう過ごす? | 阪急交通社
- ドイツでのクリスマスの過ごし方|フォートラベル
- クリスマスのホノルルレストランは営業していますか?|フォートラベル
- ニュージーランドのクリスマス|地球の歩き方
キリスト教徒など、クリスマスを重要視する宗教を信仰している人にとって、クリスマスは大イベント。クリスマスは家族や友人と過ごすのが一般的で、仕事をして過ごすという選択肢を取る人が少ないのかもしれませんね。
海外でクリスマスを迎える方は、お店の予約をされていかれることをオススメします。
プレゼントの質も国によって異なる。
それにプレゼントも、子供たちはクリスマスまで多くのプレゼントをもらいます。よく海外ドラマや映画でモミの木の下にプレゼントが山積みになっているのを見ますが、そういうことだったのですね。
パーティでプレゼントしあうので、大人たちも多くのプレゼントを用意しなければいけません。なので、日本のように一点豪華主義ではなく、あまり高価すぎないものを贈るそうです。
日本のクリスマスの歴史は、なんと明治時代から。
wikipediaによると、クリスマスが日本で受け入れられるようになったのは、なんと明治時代からだそうです。
そして、昭和初期には多くのカフェや喫茶店でクリスマスディナーが用意され、仮装をしてお客様を迎えていたそうです。お正月だけでも忙しいのに、商魂たくましい。
日本のクリスマス・イヴのパーティの記録は、明治時代初期から残っている。1875年に、中村敬宇の自宅に日本国外の家族が集まってクリスマス・イヴを祝った。
昭和初期から、日本のクリスマス・イヴはカップルが一緒に過ごす日でもあった。1931年に、当時一般紙であった報知新聞がクリスマス・イヴを過ごす若者たちの風景を、下記のように12月25日の記事で伝えている。
(引用元:クリスマス・イヴ - Wikipedia)
おそらく、正月には家族で過ごすという文化がすでにあったことから、クリスマスは恋人同士で過ごそうという販売戦略が始まり、文化として定着していったのでしょう。
信仰している宗教によって異なるとは思いますが、僧侶 松山大耕 氏のおっしゃるように寛容性のある宗教観を持つ人が多い日本では、クリスマスは宗教的な行事というよりも非日常感のあるイベントとして捉えられているのかもしれません。
さらに今のように恋人と過ごすクリスマスが完全に正当化されたのはバブル期と見ている人もいます。
コラムニストの石原壮一郎氏が分析する。
「1980年代前半までイブの過ごし方といえば、せいぜい友人たちとパーティー程度のものでした。しかし、これらの曲によって“クリスマスは恋人同士で過ごすのがナウい”という常識が完全に定着した。
ナウい…Y!モバイルのCM思い出しますwということで、クリスマスを恋人と過ごすという日本の風潮は、昭和初期の商魂たくましい商人たちによって企てられた戦略の結果と言えそうです。
そう考えてみると、100年以上もクリスマス文化が定着しているのは、感慨深いですね。
おひとり様のクリスマス!オススメの過ごし方まとめ。
そんな100年も日本に根付いているクリスマス。しかし、最近ではカップルの、私がおひとり様の時に実践するクリスマスの過ごし方をご紹介。
1:部屋を暗くして1人でDVDを見まくる。
ネットでもニュースでもバラエティでもラジオでも、ずーーーっとクリスマスの話題で持ちきりです。
おひとり様クリスマス組には辛い状況に晒されます。そんな時は「部屋を暗くして日頃見られないDVDや録画番組を見る」のが一番!
自分で何を見るか選択できるから、精神衛生上、安心安全です。
2:家で鍋をつつきながら、贅沢に高いお酒を飲む。
さらに1人だと意識し忘れがちな食事ですが、ここを普段より贅沢にすることで気持ちが少し上がります。
私はお酒が大好きなので、こんな日こそ1人で鍋やら焼肉やらしながら、高い日本酒を飲みます。そして1でご紹介したようにお気に入りのDVDを観る!
これでクリスマスなどという俗世間から隔離した時間を過ごすことができます。
3:ボッチマス仲間を探して、パーティー!
学校や会社などでボッチマスしそうな友達がいる場合は、完全なボッチマスから抜け出るチャンスです。
仲間を誘って、どこかでクリスマスパーティーしちゃいましょう!そうすれば、恋人と過ごすクリスマスでなくても寂しくない…かもしれません。
今年のクリスマス商戦はすでに始まっている。
このように1人で過ごす場合でも、ある程度はモノが必要です。お鍋やちょっと贅沢に高級なお酒を…と思っても、お店に見に行くと恋人へのプレゼントを選んでいる姿を目にして、いらぬ精神的ダメージを受けないとも限りません。
そんな時に便利なのがオンラインショッピング。
例えば、Amazonはクリスマス前の12月6日から12日まで「サイバーマンデー」と称し、今年最後のビッグセールを始めました。
クリスマスプレゼントにぴったりの財布やバッグ、今年売れ筋のオモチャやゲームの他、クリスマスパーティーに必要な日用品まで、ありとあらゆるものを特別価格で販売しています。
プライム会員限定 特選タイムセールも行われているので、商品によっては、このセールのためだけにプライム会員の年会費払ってでもだいぶお得だと思います。
例えば、「LG 49V型 4K液晶テレビ」を見てみましょう。
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となっているので、プライム会員の年会費(2016年12月6日現在、3,900円(税込))を払ってもおつりがきますね。
自分へのクリスマスプレゼントを買いに行く時間すらなかなか取れないという方や、日頃頑張っている自分へのご褒美に、ちょっと特別なプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。
以上「ひとりぼっちクリスマス初心者に贈る「ボッチマス」の過ごし方!今から一人で過ごすクリスマスに備え、準備しておこう。」でした。