12月04日 10時08分
3日午後、岐阜県瑞穂市で、70代の女性が自宅を訪れた警察官を名乗る男に犯罪の被害にあわないために通帳やキャッシュカードを渡された封筒に保管するよう指示され、その場を離れた隙にキャッシュカードなどを入れた封筒が盗まれました。
口座からは約200万円が引き出されていて、警察は窃盗事件として捜査しています。
3日午後3時ごろ、瑞穂市の70代の女性の自宅に警察官を名乗る男が訪れ、「犯人を逮捕したところ、あなたの口座番号と名前が出てきた」と言いました。
男はさらに「被害にあわないために通帳やキャッシュカードをこの封筒に入れて保管して、暗証番号も書いてください」と封筒を渡し、女性はその封筒に通帳やキャッシュカードを入れ、暗証番号も封筒に書きました。
女性が割り印を押すために印鑑を取りに行っている間に、男は封筒を別のものにすり替えて女性に渡し、女性の家を立ち去りました。
その後、女性の家族が金融機関に確認したところ、口座から196万円が引き出されていて、警察は窃盗事件として捜査しています。
警察によりますと男は20代ぐらい、身長が170センチほど、黒い短めの髪で、上下黒のスーツにメガネをかけていたということです。
瑞穂市内では、11月15日にも、警察官を名乗る同じ様な手口の事件が起きています。
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