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白い粉はアセトンの化合物

12月03日 19時04分

白い粉はアセトンの化合物

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1日、岐阜県多治見市で、盗みなどの疑いで逮捕された男が「爆発物がある」と話して、家から白い粉の入った容器が見つかり、住民が避難した騒ぎで、警察が粉を分析した結果、強い爆発力を持つアセトンの化合物であることが分かりました。
警察は、製造のいきさつや動機を調べています。
1日正午前、岐阜県多治見市で、盗みなどの疑いで逮捕された無職の長江陽満容疑者(37)の住宅を警察が捜索したところ、白い粉の入った容器2つが見つかりました。
長江容疑者が「爆発のおそれのあるアセトン」と話したため、警察は容器を回収するまで5時間余りにわたって周辺の住民120人近くを避難させるなど騒ぎとなりました。
警察は回収した白い粉を詳しく分析していましたが、アセトンの化合物であることがわかりました。
アセトンの化合物はわずかな衝撃や摩擦、火花で爆発する性質があり、警察が男の家から回収した白い粉の一部を処理したところ、小規模な爆発を起こしたということです。
警察の調べに対し、長江容疑者は「インターネットを見て自分で作った」といった趣旨の供述をしていて、警察は、爆発物取締罰則違反の疑いで製造のいきさつや動機を調べています。

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