原爆落下中心地で献花される悠仁さま=長崎市で2016年12月6日午後3時、和田大典撮影
秋篠宮ご夫妻と長男悠仁(ひさひと)さま(10)=お茶の水女子大付属小4年=は6日、長崎市の平和公園を訪れ、原爆落下中心地碑に供花された。小学校の入学試験による休校日を利用したもので、悠仁さまが長崎県を訪れるのは初めて。
1945年8月9日に長崎市へ落とされた原爆は、碑の上空約500メートルで爆発した。ご夫妻と悠仁さまは碑に白のキクとランの花束を供花した後、公園内の長崎原爆資料館を見学し、土山秀夫・元長崎大学長から被爆体験を聞いた。
悠仁さまは2013年12月には、ご夫妻と沖縄県糸満市の平和祈念公園で沖縄戦の戦没者の名前を刻んだ「平和の礎(いしじ)」を見学している。【高島博之】