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「松阪赤菜」収穫と料理を体験

12月03日 19時04分

「松阪赤菜」収穫と料理を体験

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三重県松阪市で栽培されている伝統野菜「松阪赤菜」の収穫と料理を体験する催しが開かれました。
松阪赤菜は、赤紫色の茎や根が特徴のかぶの一種で、松阪市などで古くから作られてきました。
生産者の減少などで一時は途絶えかけましたが、10年ほど前に地元の人たちが復活させ、いまは20軒ほどの農家で栽培されています。
松阪市の観光農園では、小学生などを対象に赤菜の栽培から調理までを学ぶ講座を開いてきて、3日は収穫体験に約20人が参加しました。
子どもたちは農家の指導を受けながら、2か月ほど前に種をまいて育ててきた赤菜を引き抜いて収穫しました。
そのあと、調理施設で赤菜を使った料理に挑戦し、刻んだ赤菜を使ってお好み焼きを作ったり、フライパンで炒めて焼きうどんの具にしたりしました。
そして、完成した赤菜料理をさっそく味わっていました。
小学生の男の子は「シャキシャキしておいしかった」と話していました。
子どもたちを指導した農家の沼田芳久さんは「松阪においしい野菜があると知ってもらうため、今後もこうした講座を開いていきたい」と話していました。

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