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「桑名石取祭」の特別展

12月03日 12時19分

「桑名石取祭」の特別展

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三重県桑名市の「桑名石取祭の祭車行事」がユネスコの無形文化遺産に決定したことを受けて、桑名市の博物館で特別展が開かれています。
これは桑名市博物館が企画し、祭りに関する資料など24点が展示されています。
このうち西船馬町の山車に飾る縦横1メートル前後ある真っ赤な幕は、明治時代に織られたものと去年つくったもの2つが並んでいます。
ラシャの生地に金の糸を使って竹が刺繍されていて、祭りのけんらん豪華な雰囲気を感じさせます。
また、石取祭のルーツとなった祭りを描いた江戸時代の絵図や、明治と大正に使われた山車の写真なども展示されています。
桑名石取祭は、ちょうちんや幕で飾った山車が、かねや太鼓を打ち鳴らして市内を練り歩く「日本一やかましい祭り」とも言われ、他の30あまりの祭りとともにユネスコの無形文化遺産登録が決まりました。
桑名市文化課の村田政喜課長は「展示を通して祭りに興味を持ってもらって、多くの人に足を運んでほしい」と話していました。
特別展は12月11日まで開かれています。

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