12月03日 10時14分
2日夕方から夜にかけて、愛知県内で道路を歩いて横断していたお年寄りが車にはねられて死亡する事故が2件、相次ぎました。
2日午後5時半ごろ、愛知県豊田市鴛鴨町の交差点で近くに住む自営業の成田日出子さん(71)が、道路を横断中に右から来た軽乗用車にはねられました。
成田さんは病院で手当てを受けていましたが、全身を強く打っていて、3日午前6時すぎに死亡しました。
警察は、軽乗用車を運転していた豊田市永覚新町の私立高校の非常勤講師の27歳の男を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替えて調べることにしています。
また、2日午後7時前、愛知県日進市岩藤町で、会社役員の塚本公司さん(83)が、自宅の前の道路を横断中、軽乗用車にはねられて死亡しました。
警察は、軽乗用車を運転していた名古屋市千種区の31歳の会社員の男を逮捕しました。
警察によりますと、亡くなった2人を含めて、ことし1月からの愛知県内の交通事故の死者は193人にのぼり、全国で最も多くなっています。
去年の同じ時期と比べて2人少ないものの、11月から死亡事故が増えていることから、警察は安全運転を呼びかけています。
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