12月03日 10時14分
ことし3月、名古屋市北区の路上で、帰宅途中の男性に集団で暴行を加え財布を奪ったなどとして強盗傷害などの罪に問われた19歳の少年に対し、名古屋地方裁判所は懲役4年以上8年以下の不定期刑を言い渡しました。
名古屋市の無職の19歳の少年はことし3月、名古屋市北区の路上で、21歳の男と別の19歳の少年とともに、帰宅途中だった43歳の男性に集団で暴行を加えて意識不明にさせた上、現金約1500円が入った財布を奪ったなどとして強盗傷害などの罪に問われました。
別の少年は少年院に送られ、被告の少年については、家庭裁判所が「暴行のほとんどを行った」として検察庁に送り返し、21歳の男とともに起訴されていました。
2日の判決で、名古屋地方裁判所の堀内満裁判長は「被告は、遊ぶ金欲しさに犯行に及び、もう1人の少年が静止したにもかかわらず、頭や腹などを踏みつけるなど、極めて危険性の高い暴行を加えた。
被害者は重篤なけがを負っていて結果は重大だ」と指摘しました。
その上で、懲役7年以上10年以下の求刑に対し、懲役4年以上8年以下の不定期刑を言い渡しました。
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