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ポケGO被害遺族が対策要請

12月02日 19時03分

ポケGO被害遺族が対策要請

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ことし10月、愛知県一宮市でスマートフォン向けのアプリ、ポケモンGOをしながら運転していたトラックに小学生がはねられて死亡した事故を受けて、2日、遺族らが松本国家公安委員長と面会し、スマートフォンを操作しながらの車の運転に対する取り締まりや罰則を強化するよう要請しました。
ことし10月、愛知県一宮市でドライバーがポケモンGOをしながら運転していたトラックに横断歩道を渡っていた小学4年生の則竹敬太くん(9)がはねられて死亡しました。
事故を受けて、2日、父親の崇智さんが愛知県の大村知事とともに上京し、松本国家公安委員長と面会しました。
この中で、崇智さんは敬太くんが事故の際に身につけていた水筒などを見せながら、「こういう悲惨な事故は2度と繰り返してはならないと思います」と涙ながらに訴えました。
その上で、スマートフォンを操作しながらの車の運転について、取り締まりの強化や道路交通法などを改正して罰則を強化することなどを要請しました。
これに対し、松本国家公安委員長は「ご遺族の気持ちを踏まえて、できることをしっかりと対応していきたい」と応じました。
面会のあと崇智さんは「運転中は、集中しなければならないという、当たり前のことができなくなっていて、モラルやマナーだけでは立ち行かなくなっている。運転する人にはスマートフォンを操作しながら事故を起こすと、加害者になるということを自分のこととして捉えてほしい」と話していました。

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