12月02日 13時29分
観光客などに三重県の魅力を知ってもらおうと、県内の方言で音声案内をするATMが、2日から県内各地のコンビニエンスストアやスーパーの一部で利用できるようになり、津市で発表会が行われました。
このサービスは全国各地のコンビニエンスストアなどにATMを設置している企業などが、三重県内のコンビニエンスストアやスーパーなど約450の店舗で始めたもので、設置された場所に応じて伊勢弁や伊賀弁など4種類の三重県の方言で音声が流れる仕組みです。
サービス開始となった2日、津市内のコンビニエンスストアで発表会が行われ、鈴木知事がATMに銀行のカードを入れると伊勢弁で「いらっしゃいませ」に代わって「よう来たなあ」と音声が流れました。
そして、1万円を引き出すと「ありがとうございました。またお越しください」に代わって、「おおきんな。また来てなあ」とアナウンスされました。
その土地の方言が流れるATMが導入されるのは東海地方では初めてだということです。
鈴木知事は「三重弁で話されると温かい気持ちになる。県外から訪れた観光客にもどんどん利用してほしい」と話していました。
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