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正月用の和だこ作り最盛期

12月02日 13時29分

正月用の和だこ作り最盛期

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年の瀬を前に和紙を使ったたこを作っている名古屋市の工房では来年のえとの「とり」などを描いた和だこづくりが最盛期を迎えています。
名古屋市西区で150年近く続くたこを専門に作る工房では夏場から正月用の和だこを作っていて、今の時期が最盛期です。
特に注文が多いのが来年のえとの「とり」の絵が描かれたもので、3人の職人がにわとりの親の背中に、ひよこが乗った可愛らしいイラストや酉の文字が描かれた、和紙を骨組みとなる竹ひごに、のりで貼り付けていきます。そして、飛ばすためのひもを結び留めて形を整えながら仕上げていました。
最近は飾りとしての注文が多いほか、外国人観光客が日本を訪れた記念に買い求めることも多いということです。
工房を営む山田民雄さんは「ことしは親子の仲のよさを願ったデザインにしました。飾るだけでなく、実際に飛ばして楽しんでもらいたい」と話していました。
えとの和だこ作りは12月いっぱい続き、東京や大阪を中心に全国に出荷されるということです。

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