12月02日 09時48分
1日昼ごろ、岐阜県多治見市で、盗みの疑いで逮捕した男の自宅から白い粉の入った容器が見つかり、男が「爆発のおそれがある」と話したことから、警察は周辺の住民を避難させましたが、1日夜8時までに処理が終わり、避難は解除されました。警察は白い粉が爆発物に関係しないか詳しく調べることにしています。
1日午前11時半ごろ、多治見市で、警察が盗みの疑いで逮捕した無職の長江陽満容疑者(37)の自宅を捜索したところ、白い粉が入ったプラスチック製の小さな容器2つが見つかりました。
警察は、押収した容器を近くの音羽区公民館の駐車場に止めた車に積んでいましたが、長江容疑者が「爆発のおそれのあるものがある。
アセトンだ」と話したため、公民館から半径200メートル以内の住民に避難を呼びかけ、爆発物処理班が出て処理にあたりました。
一時、周辺住民120人近くが消防署などに避難しましたが、1日夜8時までに処理が終わり、避難は解除されました。
警察によりますと、2つの容器はいずれも7センチほどの楕円形で、爆発させるような装置は付いておらず、1つは白い粉を紙に包んで容器に入れてあったということです。
警察はこの容器について、長江容疑者からさらに事情を聞くとともに、白い粉が爆発物に関係しないか詳しく調べることにしています。
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