12月01日 19時03分
1日正午ごろ、岐阜県多治見市で、盗みの疑いで逮捕した男の自宅から押収し、警察に車両に積んでいた白い粉の入った容器について、男が「爆発のおそれがある」と話しました。このため、午後6現在、警察は爆発物処理班を出して処理にあたるとともに、公民館から半径200メートルの範囲の住民に避難を呼びかけています。
1日午前、多治見市で、警察が盗みの疑いで逮捕した男の自宅を捜索したところ、白い粉が入ったプラスチック製の小さな容器が複数見つかりました。
警察はこれらの容器を近くの音羽区公民館の駐車場に止めた車に積んでいましたが、正午ごろ、男が「爆発のおそれのあるものがある。
アセトンだ」と話したことから爆発物処理班を出して、現在、処理にあたっています。
警察によりますと、この容器が爆発物であるかどうかは分かっていませんが、警察は公民館から半径200メートルの範囲で住民に避難を呼びかけていて、午後5時半現在、130人あまりが近くの消防署などに避難しているということです。
公民館の周りは住宅が多く、近くには笠原小学校があります。
この小学校は避難の対象区域には入っていませんが、公民館の近くを通って下校する児童については、一時、学校に待機させ、保護者が迎えに来て全員が帰宅したということです。
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