ソウル=牧野愛博
2016年12月6日20時19分
韓国国会は6日、朴槿恵(パククネ)大統領をめぐる疑惑に関連して、サムスンなどの財閥トップ9人らに対する聴聞会を開いた。財閥トップらは、朴氏から文化体育事業などへの資金援助の要請があったことは認めたが、朴氏に見返りを求めたことはないと強調した。
また聴聞会では、議員から朴政権と大企業との癒着を非難する発言が続出したことから、サムスン、LG、現代、SKが韓国財界を代表する団体、全国経済人連合会(全経連)からの脱退を宣言した。
韓国検察によれば、朴大統領が支援者のチェ・スンシル被告が介入した文化体育事業などへの資金援助を各財閥に要請した。
韓国では、これまでも歴代政権…
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朝日新聞国際報道部