インドネシア西部でM6.5の地震 18人死亡

インドネシア西部でM6.5の地震 18人死亡
インドネシア西部のアチェ州の沿岸部でけさ、マグニチュード6.5の地震があり、住宅が倒壊するなどしてこれまでに18人が死亡し、地元の災害当局では倒壊した建物の中に閉じ込められている人がいると見て捜索活動を進めています。
アメリカの地質調査所によりますと、7日午前5時すぎ(日本時間午前7時すぎ)、インドネシア西部のアチェ州の州都バンダアチェから南東に90キロ余り離れた沿岸部を震源地としてマグニチュード6.5の地震がありました。震源の深さは8.2キロと推定されています。

この地震で、津波は発生しませんでしたが、震源地に近いピディジャヤでは強い揺れが15秒ほど続き、ピディジャヤの災害当局によりますと住宅や店舗、それにイスラム教の礼拝施設など40以上の建物が倒壊したということです。

また、インドネシア保健省によりますと、この地震で、建物の下敷きになるなどして18人が死亡し、150人以上がけがをして病院で手当てを受けているということです。
災害当局では倒壊した建物の中に閉じ込められた人がいると見て、捜索活動を進めています。
現地の日本総領事館によりますと、これまでのところ日本人がこの地震で被害を受けたという情報はないということです。