ＴＢＳ番組にＢＰＯ「出演者への配慮を欠いた」

読売新聞 / 2016年12月6日 19時9分

　放送倫理・番組向上機構（ＢＰＯ）の放送倫理検証委員会（川端和治委員長）は６日、ＴＢＳが６月１９日に放送したバラエティー番組「ピラミッド・ダービー」について、「出演者に対する敬意や配慮を著しく欠いた編集を行ったことは放送倫理違反」とする意見を公表した。

　同委員会によると、番組では、クイズの解答者として最後まで収録に参加した男性を、編集によって途中で姿を消したように見せて放送するなどした。男性に説明はなかった。

　ＴＢＳ広報部は「委員会の指摘を重く受け止め、今後とも幅広い世代に楽しんでいただける番組制作に努めてまいります」とのコメントを出した。

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