放送倫理・番組向上機構（ＢＰＯ）の放送倫理検証委員会は６日、出演者の男性の姿を本人に断らずに映像処理で消したＴＢＳのバラエティー番組「ピラミッド・ダービー」について「出演者に対する敬意や配慮を著しく欠いた編集を行ったことを放送倫理違反と判断する」との意見書を公表した。
男性は双子の見極めを競う企画に出演し最終問題まで解答していたのに、放送では途中で脱落したことにされ、姿を消した映像が流れた。ＴＢＳは男性に謝罪し、ホームページと番組で「行き過ぎた編集があった」とおわびした。〔共同〕
2016年12月7日（水）
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