東京にきて3年勤めた職場を退職しました。

後任も無事採用になり、
お花をもらって円満退職。
特に続けられない理由はなかったんだけど、
今年いろいろ忙しかったし、体調もいま一つだし、
ムスメをヨメに出したところでいったん仕切り直し。
この仕事は好きなのでいずれまたとは考えているけれど、
次の職場はまだ未定。
いろいろ予定もあるので、来春以降ボチボチ考えるつもり。
今年から国家資格になった消費生活相談員資格試験も無事合格したし、
これでどこにでも転職できる~(笑)
50代でもぜんぜんオッケーなのがこの仕事のいいところね。
初めて国民健康保険と国民年金に加入することになったんだけど、
保険料が高いのなんの~、
収入に比例させなきゃ若い人が払えないわけだ。
第3号のオトクさっていうか、不公平さ?を身に染みて感じるわー。
ハローワークに足を踏み入れ、
失業手続きも初体験。
失業手当の受け取りは猶予期間を終えてさらに3か月後から・・なんて、
その間まるまる貯金の取り崩しだよ~。
しかもその間収入があったら差っ引かれるそうで、
講師料とかちゃんと申告してたらいくらももらえなそう((´;ω;`)ウッ…
何事もやってみないとわからないものねー。
身をもって社会保険制度を学ぶ私なのでした。
ハウツー本だと思ったら違ってた。


「パワー系」魁型教師と「きちん系」殿型教師とは。
力量のある二人の教師の往復書簡です。
この国の人々は答えのない課題、自分で判断するしかない問題については極端に弱いところがあります。悩み、痛みを感じたときには今この瞬間に縛り付けられ、長い目で見ることができなくなります(p102 堀)
野口芳宏先生にこんな言葉があります。
好きか嫌いかは自分が決める。
良いか悪いかは他人が決める。
正しいか誤っているかは歴史が決める。
自分自身で決められるのは、せいぜい好きか嫌いかまでである(堀)
揺れることを嫌がる人がたくさんいます。
講座に参加する人の多くは自分の問いへの答え合わせにきているようにさえ感じます。
すべての問いには答えがあると考え、答えを解消することを大事にして生きているからでしょう。
それがぼくたちが今まで受けてきた教育でもあります(P140 金)
教師が介入すると、結局は教師が設定した価値観に向け、子どもたちを一点集約させる方向に行くものです。それではダメなんです。ALが目指しているのは、「教師を超える子どもを育てる」ことなんですよ(P138 堀)
ALでめざす力は「しなやかな学力」と「したたかな学力」。しなやかな学力とは、人生に関わり、生涯を通じて追及し続けるような問いを生み出す力。したたかな学力とは、他人の力を借りる力。中でも一番重要なのは、ヘルプを出せる力。「助けて」と言える力ですね(p169 堀)
息子の中学高校時代、金先生や堀先生タイプの担任がいたなと、
二人をダブらせながら読みました。
「今日はナベにしよう」と息子からライン。

豚肉15キロの次はブリだあ~。
まずは刺身で一杯(←もちろん日本酒)。
とろっとろ・・・クリームをなめてるみたい。
頭とカマは塩焼きに。

そして鍋。

翌日は照焼に。

息子と二人だけなのが惜しい・・
ムスメが近所に住んでくれたらすぐ届けられるのに。
翌日お肌しっとり。
でも体こんだけ脂ののったブリって、
脂2リットルくらい飲んだと同じだわ・・何万カロリー??
もってきた血だらけの白衣は即洗濯。
でも翌日、「もうだめだ・・コートが生臭い」
寒かったとかでコートの上に白衣をはおってブリを捌いたそうな。
ファブリーズじゃんじゃかかけても生臭さがとれないコートで冬をすごす息子なのでした。
アフロヘアで話題を呼んだ元朝日新聞論説委員の書き下ろし。


文章がこなれててなにしろ読みやすい。
タイトルと違ってすご~く易しい内容です。
税制や社会保険はじめ、家を借りるのもカードを作るのも、
日本はいかに「会社」を離れると生きにくいシステムか・・・がとてもよくわかる。
「大きい会社」に守られていると、世の中が見えなくなってしまうことも、
そして世の中が見えないひとたちを中心に世間が動いているということも。
就活生、退職準備世代、
会社に頼らず生きていこうという人(うちのムコ殿もそうだ)などなど、
ぜんぜん難しくないから一度読んでみるといいです。
朝日の社員だったということもあってかネットのレビュー評価はかなり辛口だけど、
こうした常識的なことをスッキリ書けるのはやはり論説のプロだと思いました。