原発避難の児童への菌発言 小学校で緊急保護者会
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新潟市の小学校で、原発事故後、福島県から避難してきた児童が担任の教諭から名前にばい菌の「菌」をつけて呼ばれたとして、学校を休んでいる問題で6日夜、緊急の保護者会が開かれ、保護者側から学校側の対応に厳しい意見が出されました。
この問題は、東京電力福島第一原発の事故後、福島県から新潟市に家族と避難している小学4年の男子児童が、先月、担任の男性教諭から名前にばい菌の「菌」をつけて呼ばれたとして、10日以上学校を休んでいるものです。
6日夜は、小学校で緊急の保護者会が開かれ、学校側などによりますと児童から「同級生からばい菌のような扱いを受けた」と事前に相談を受けていたにもかかわらず、担任教諭が配慮を欠いた発言を行っていたことなど、校長が経緯を説明して謝罪したということです。
これに対して保護者側からは担任の対応や学校全体として児童が同級生から受けていたいじめを認識できていなかったことなどに厳しい意見が出されたということです。
出席した保護者は「児童に対しもっと適切な接し方をしていれば防げたのではないか。学校の対応には納得はしていない」と話していました。
また、校長は保護者会が終わったあと「児童が1日も早く登校できるような環境作りを進めていきたい」と話していました。
6日夜は、小学校で緊急の保護者会が開かれ、学校側などによりますと児童から「同級生からばい菌のような扱いを受けた」と事前に相談を受けていたにもかかわらず、担任教諭が配慮を欠いた発言を行っていたことなど、校長が経緯を説明して謝罪したということです。
これに対して保護者側からは担任の対応や学校全体として児童が同級生から受けていたいじめを認識できていなかったことなどに厳しい意見が出されたということです。
出席した保護者は「児童に対しもっと適切な接し方をしていれば防げたのではないか。学校の対応には納得はしていない」と話していました。
また、校長は保護者会が終わったあと「児童が1日も早く登校できるような環境作りを進めていきたい」と話していました。