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ホメオパシーの危機
日本ではホメオパシーは偽薬・偽医療であると考えている人が未だに多いかもしれません。
元来ホメオパシーとは肉体と感情と精神の関係性を重視したコンセプトを基に、生命エネルギーに働きかけ自然治癒力を引き出すというもので「エネルギーの医療」のカテゴリーに入ります。
日本医師会や日本薬剤師会はホメオパシーについて、「科学的にエビデンスが明確に証明されていない曖昧な医療類似行為」として受け取っていますが、科学的なエビデンスはそもそも西洋医学の観点からのものなので、この方法で効果を証明するのは大変難しいのです。何故なら、ホメオパシーに於いて最も重要な原則は、きちんとそれぞれの患者さんに合う治療でなければならないという事だからです。例えば二人の人が同じ病気であったとしても、それぞれ症状、病歴、体質、ライフスタイルなどが違うわけですから、まったく違うホメオパシーが処方される事もあります。血液検査、尿検査、ホルモンテストなどの数値結果だけで処方されるわけではないからです。
ホメオパシーは古くからインドやイギリス、その他のヨーロッパ諸国で、健康維持やアレルギー、アトピー性皮膚炎、リューマチ、腸の症状改善などの慢性的な病の治療として使われてきました。2011年のアメリカでは500万人の大人、100万人の子供がホメオパシーを使用したというある調査結果があります。ヨーロッパでもホメオパシーの中で医薬品として認められているものもあります。西洋医学で解決できなかったからホメオパシーのドアを開いてみたという人も少なくはないようです。
最近の日本でも、インフォームドコンセプトやセカンドオピニオンという言葉が日常で聞かれるようになり、人々の知識や選択も広がっていっているようです。西洋医学一辺倒、ホメオパシー一辺倒ではなく、もっと多面的に自然の知恵と現代の科学を統合して考え、選択、活用して行ければ良いのではないでしょうか。
♥ 詳細はDr.Ozawaのブログ「Dr.Oz自然療法専門医のひとりごと」で説明していますので、注意点などよくお読み頂いてからご利用ください。
http://ameblo.jp/dr-oz/entry-10632450554.html
http://ameblo.jp/dr-oz/entry-10632454033.html
Dr.Oz自然療法専門医のひとりごと
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