韓国で軍事機密が流出 北朝鮮のサイバー攻撃か
韓国国防省は、韓国軍内部の通信網に接続された一部のコンピューターから、軍事機密を含む情報が流出していたと発表し、北朝鮮によるサイバー攻撃と見て調査を進めています。
韓国国防省のムン・サンギュン(文尚均)報道官は6日、定例記者会見で、韓国軍の内部で情報をやり取りする通信網が、サイバー攻撃を受けた疑いがあるとして調査していたところ、この通信網に接続している一部のコンピューターからウイルスが見つかったと発表しました。
そのうえでムン報道官は「軍事機密を含めた一部の資料が流出したことを確認した。北による犯行と推定される」と述べ、軍事機密が流出したことを明らかにするとともに、北朝鮮によるサイバー攻撃だったとの見方を示しました。
国防省の関係者によりますと、軍の通信網がサイバー攻撃の被害を受けるのは初めてで、攻撃に使われた中国・瀋陽のIPアドレスやウイルスの特徴などが、これまでに北朝鮮が使ったものと似ているということです。
また、ウイルスに感染したコンピューターは、本来は分断されているはずの軍の通信網とインターネットの両方に接続していたということで、国防省が詳しい状況について調べています。
韓国では、ことし8月にも、外交や安全保障に関わる政府の職員など50人以上が、電子メールの送受信に必要なパスワードを盗まれたことが明らかになっていて、これも北朝鮮による犯行と見られています。
そのうえでムン報道官は「軍事機密を含めた一部の資料が流出したことを確認した。北による犯行と推定される」と述べ、軍事機密が流出したことを明らかにするとともに、北朝鮮によるサイバー攻撃だったとの見方を示しました。
国防省の関係者によりますと、軍の通信網がサイバー攻撃の被害を受けるのは初めてで、攻撃に使われた中国・瀋陽のIPアドレスやウイルスの特徴などが、これまでに北朝鮮が使ったものと似ているということです。
また、ウイルスに感染したコンピューターは、本来は分断されているはずの軍の通信網とインターネットの両方に接続していたということで、国防省が詳しい状況について調べています。
韓国では、ことし8月にも、外交や安全保障に関わる政府の職員など50人以上が、電子メールの送受信に必要なパスワードを盗まれたことが明らかになっていて、これも北朝鮮による犯行と見られています。