ああ昨日もダメだったけど今日も僕はダメだった・・・きっと明日もダメだろう・・・僕はほんとにダメなやつだ・・・そんな僕が大嫌いだ!
そう、これが自己嫌悪です。
自己嫌悪はネガティブな感情の中でも最もネガティブ、ネガティブ界のエースです。
誰だって一度は自分が嫌になったことがあるはずです。ないって人はきっと聖人ですね。うらやましい限りです。
僕なんてしょっちゅうありますよ。ずっと、毎日、エンドレス。
・仕事でミスをした→そんな自分が嫌いだ!
・会社でイライラアピール→そんな自分が嫌いだ!
・忘れっぽい→そんな自分が嫌いだ!
・お酒を飲み過ぎて記憶がなくなった→そんな自分が嫌いだ!
・朝起きたら昼過ぎ→そんな自分が嫌いだ!
・夜いつも間にか寝ていた→そんな自分が嫌いだ!
・LINEをなかなか返せない→そんな自分が嫌いだ!
・やめようやめようと思っているのに買い食いが多い→そんな自分が嫌いだ!
・死んだらどこに行くのだろうと考えてしまう→そんな自分が嫌いだ!
・掃除が出来ない→そんな自分が嫌いだ!
・料理でリアルに砂糖と塩入れ間違えた→そんな自分が嫌いだ!
・つけ麺の良さがわからない→そんな自分が嫌いだ!
・またつまらないものを買ってしまった→そんな自分が嫌いだ!
・合コンが終わった後にズボンを見たらチャックが開いてた!→そんな自分が嫌いだ!
・カップ焼きそばのUFOのお湯を切ったら勢いで麺まで流してしまった!→そんな自分が嫌いだ!
・たけのこの里とキノコの山どっち派か決められない→そんな自分が嫌いだ!
・不細工なのに巨乳だったらつい胸に目がいってしまう→そんな自分が嫌いだ!
・戦争を止められない→そんな自分が嫌いだ!
自己嫌悪に陥る理由は人によって様々で、時間、場所、関わった人によっても変わってきます。
そんな自分が嫌いな人のためのどうやったら自分を好きになれるのか。そんなお話。
自己嫌悪に陥る真理!
過去の経験
過去の苦い思い出から自分のことが嫌いになるケースがあります。
失敗や恥ずかしい経験などをして、それを思い出すと大声で叫びたくなったりね。そんなことありませんか?
時が経てば忘れられるというのもありますけど、大きな失敗はそんな簡単に忘れられません。いつまでも心に残り続けます。
穴があったら入りたい症候群ですね。
周りと比べてしまう
「あの人はできるのになんで僕はできないのだろう」と。これは僕もよくあります。仕方がありません。人間は不安になりやすい生き物です。
他人と比べて自分の実力がどのくらいなのかを知りたいのです。そして優越感や劣等感という感情が生まれるのですが、どうにもマイナス面ばかり見て自分はダメだと落ち込んでしまうんですよ。
比べるのでしたら自分の方が優れてる面を探しましょう。
コンプレックス
内面的、外面的要因による自己嫌悪です。
例えば
・太っていいる
・小さな頃から病弱
・貧乏
・胸が小さい
などなど。
そして次第に周りの目が気になります。「きっとこんな自分のことを馬鹿にしているのだろう」と、周りがどう思っていようが本人がそう感じてしまうので、しまいにはそんな自分も嫌いになってしまいます。
理想が高い
理想と 現実と差が激しいほど自己嫌悪に陥りやすくなります。成功すると思ったけど失敗した、期待していたのに全く違う結果になった。
自信がありすぎるのも自己嫌悪につながるんですねー。
また、完璧主義者も「完璧じゃないと気が済まない!」という考えなのでいざ失敗したときは落ち込みやすく、自分を責めてしまいます。
自分を好きになる方法
自分を嫌いにならないためには自分を好きになることです。逆のことを言っただけです。簡単なことです。
好きなことを見つける
好きなことを見つけると毎日が充実して楽しくなります。簡単なことです。
好きなことなんかない!って人はいろんなことに目を向けてください。
朝起きてご飯食べて会社に行って帰ってきてテレビ見て風呂入って寝て、休みの日には友達と会って遊んで、時には家事をして・・・自分の行動、会話を自分の中で観察してその中で面白いと思えることを一生懸命やればいいです。きっとどこかで興味のでてくるものは見つかるはずです。でも好きなことはやり続けることに意味があるので諦めずに頑張ってください。
好きなものに囲まれる
自分の価値観というのは嫌いなモノに囲まれたら得られません。表情も暗くなってしまいますし、周りからもそういった目を向けられてしまいます。
好きなものというのは何でもいいです。おいしい食べ物、おしゃれな洋服、ぬいぐるみのコレクション、ゲームなど。
すごく気持ちが高ぶります、わくわくします、ドキドキします。そういった感情が自分の存在を引き立ててくれて、自分のことが好きになっていきます。
得意なことを見つける
得意なことがあるというのは人を高揚感に満ちあふれさせてくれます。自信がつきますし自慢もできます。ネガティブな感情なんて消し去ってくれます。
ほんとは好きなことが得意なことに変わるのが一番いいのですが嫌いなことが得意になっているパターンもありますよね。走るのが嫌いだけど学生の頃マラソンで一位をとったなど。
そんな思い出や何かをしていて褒められたことを思い出してください。それを今後伸ばしていけばいいんです。きっと成長につながりますよ。
だからといって自身がありすぎるのも逆効果なのでできなくても落ち込まないでください。気持ちを切り替えてまた別のことを探すもよし!周りに負けないように努力するもよしです!頑張ってください!
自分を褒める
自分のいいところを探してください。それを褒める!小さな目標を立ててそれが出来たら褒める!
何でもいいです。ゴミ拾いでも家事手伝いでも、誰かに感謝されるようなことをするのがおすすめですけど誰かに感謝されなくてもかまいません。自分が褒めてあげれば。
自分自身を客観的に見て褒めてあげると「自分はできるんだ」とちょっとずつ自分のことが好きになっていきます。これは小さいこどもによく使われる『褒めて伸ばす』ということですね。すくすくと成長していきます。親になった気持ちで自分と接してあげてください。
自分のことを分かってくれる友達を見つける
自分のいいところもだめなところもすべて受け入れてくれるような親友を見つけてください。どんな相談もできる親友・・・。それが自分の存在する理由になります。
とは言ってもこれはなかなか難易度が高いと個人的には思います。小さな頃から知った仲ならまだしも信頼できる友達を作れというのは無理な話です。
さらに言うには子供の頃は本音で他人と向き合えても大人になって社会に出るにあたって本音と建前で生きていかなければいけません。その辺が難しいところですよね。
なので少しでも親友になりたい人がいたら自分からどんどん話しかけて喜怒哀楽をはっきりだすことです。
そして自分のことを分かって貰うためには相手のことも分かってあげる努力をしましょう!ギブ&テイクじゃなくてギブ&ギブですよ!
そこから友情は生まれるんです。
まとめ
やっぱダメですよ!自己否定ばっかしちゃ。表情も暗くなって周りからも避けられてしまいます。
僕もそうなのでよく分かります。だからイメージしています。失敗してもいい、笑われてもいい、これが僕なんだ。自分を受け入れるとはそういうことです。
そう考えれば妙に安心感が出て少し自分のことが好きになりませんか?
自分を好きになることで成功しやすくなるという話も聞きます。つまり自己嫌悪の人は不安だからやらない。自分が好きな人は自信を持って取り組むことが出きる。0のままとどまるか、1になるかの違いです。
自分を好きになると生きるのが楽しくなってきますよ。