自分にとっての成功とはなにか、それについて考えてみた。
現状まで
子供の頃は、もともと医者を目指していた。
なぜなら、おじいちゃんが医者だったからだ。おじいちゃんっ子だったのだ。
医者になるために、医学部進学率が高い私立の高校へ通った。
しかし、高校生のとき、自分には医者の素質がないと悟った。
他人を思いやる気持ちが、思いやりの気持ちが自分には足りないのだ。
将来になやんでいたとき、パソコンをためていたお年玉で買った。
そして、C言語を勉強したり、HTMLでHPをつくったりした。
数学も得意だった。なので、自分はコンピュータ・サイエンスの道に進もうと決めた。
東大を目指していた。現役では失敗し、浪人した。
浪人生のとき、東大模試でA判定を二回取った。
絶対合格できると思っていたが、結果は不合格だった。
地学を選択科目に選んでいたので、早慶を受験することもできず、
自分は、東京理科大学に入った。専攻は、応用数学だった。
努力が報われず、鬱になった。精神科やカウンセリングも受けた。
いわゆる、燃え尽き症候群というやつだ。
勉強を大学生のときはほとんどしなく、遊んでいた。
クラシック音楽のコンサートとオペラを見に行くことに殆どの時間を費やした。
院にも行かず、なんとなく、ソフトウェア開発者の道を選んだ。
与えられた仕事をこなしていた。やりがいが感じられなかった。
MOOC
3年前、このままではいけないと思いたち、コンピュータ・サイエンスを学び直す決意をした。
ちょうど、MOOCが勢いをつけ始めていた時期だったので、
自分はMOOCのコンピュータ・サイエンスの科目もできる限り取った。
- Algorithms, Part I – coursera 2013/11
- Algorithms, Part II – coursera 2014/02
- C++ For C Programmers – coursera 2014/02
- Creative, Serious and Playful Science of Android Apps – coursera 2014/02
- Programming Mobile Applications for Android Handheld Systems – courserea 2014/03
- Unlocking the Immunity to Change: A New Approach to Personal Improvement – edX 2014/03
- Web Application Architectures – coursera 2013/06
- Pattern-Oriented Software Architectures: Programming Mobile Services for Android Handheld Systems – coursera 2014/07
- The Hardware/Software Interface – coursera 2014/09
- Programming Cloud Services for Android Handheld Systems – coursera 2014/09
- Introduction to Linux – edX 2014/12
- Paradigms of Computer Programming -Fundamentals – edX 2014/12
- Computational Investing, Part I – coursera 2014/12
- Survey of Music Technology – coursera 2014/12
- Introduction to Functional Programming – edX 2014/12
- Louv1.2x: Paradigms of Computer Programming – Abstraction and Concurrency – edX 2015/02
- The Data Scientist ’ s Toolbox – coursera 2015/02
- R Programming – coursera 2015/02
- Reproducible Research coursera 2015/03
- Cloud Computing Concepts PartI – coursera 2015/03
- Cloud Computing Concepts PartII – coursera 2015/04
- edX Honor Code Certificate for Foundations of Data Analysis – edX 2015/03
- Principles of Reactive Programming – coursera 2015/05
- From Nand to Tetris / Part I – coursera 2015/05
自分のやりたいことを見つけたかった。
しかし、自分のやりたいことが見つからなかった。
仕事にやりがいがなく辛くなり、鬱になり、一年前に休職した。これが、現在の状況だ。
成功を定義する
courseraでSuccessという講義を取りはじめた。
https://www.coursera.org/learn/wharton-succcess
と同時に、元になっている本を読んでいる。
「ウォートン・スクールの本当の成功の授業 - リチャード・シェル」
第一部:成功とは何か?を読み終わった。
第一部を通じて、自分自身の「成功とはなにか?」という答えを出した。
私にとっての成功とは、以下のように定義した。
– 数学とプログラミングを通じてお金を稼ぎ、 テクノロジーの発展に貢献すること。
– 常に努力を怠らず、目標を持って仕事に情熱を燃やすこと。
– 英語を駆使して世界で活躍するソフトウェア開発者になること。
目標を決めた
光が見えた気がした。成功のための10年間の目標も立てた。
短期目標(2年以内)
– 目標TOEIC900スコアを取ること。
中期目標(TOIEIC900取れたら、5年以内)
– 英会話と英作文の勉強をすること
– 機械学習の勉強をすること(MOOCの単位を取得)
長期目標(10年後)
– 機械学習の知識を利用できる仕事を得ること。
– 英語ができるプログラマになること。
– オープンソースに貢献すること。
– カンファレンスで英語でプレゼンして質疑応答ができること。
– 海外の技術情報を素早く手に入れ理解すること。
成功は定義できた。あとは、目標を実行するだけだ。
鬱になったのは、無駄ではなかった。そんな気がしている現在である。