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» 2016年12月06日 20時20分 UPDATE

VR空間で手が使える!「Oculus Touch」を体験してきた

「Oculus Touch」を店頭で試せる体験コーナーがマウスコンピューター5店舗に登場。早速試してきた。

[ITmedia]

 マウスコンピューターは、VRヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」向けコントローラー「Oculus Touch」が体験できる常設展示を同社直営店5店舗で開始した。


 体験できるのは、ハンバーガーを投げつけてゾンビを撃退する「Dead Hungry」(キューゲームス)、FPS「Dig 4 Destruction」(コロプラ)、テニスのような対戦型スポーツ「PLANNES」(トリコル)、釣りゲーム「Pro Fishing Challenge」(オーパス)の4タイトル。それぞれ、ものをつかむ、トリガーを引いて撃つ、ラケットを振る、リールを回すなど、Oculus Touchを生かした直感的な操作を楽しめる。

秋葉原の中央通り沿いにあるゲーミングPC専門店「G-Tune:Garage秋葉原店」も常設店舗の1つ

Oculus Touch用に4タイトルを用意

Dead Hungryは、手元の調理設備で手早くハンバーガーを作り、ゾンビに投げつけて食べさせるタスク管理ゲーム。ハンバーグを焼いたりポテトを揚げたり、バンズに具を挟む、といったハンドジェスチャー操作をOculus Touchで行う。ゾンビのくせに肉は焼かないと食べてくれない

Dig 4 Destructionは、3Dマップの地面を掘り進み、見つけた武器で敵を撃つシューティングゲーム。武器が見つからないと一方的に撃たれる。実はOculus Touchを前に突き出して殴っても敵を撃退できるようだ。オンライン対戦に対応している

PLANNESは、宇宙船で別の惑星に行き、その惑星の代表者とテニスっぽい何かで対戦するという設定。ボールが跳ねる直方体のような空間でラケットを手にボールを打ち合う。意外と体を動かす(腕を伸ばす)範囲が広い

Pro Fishing Challengeは釣りゲーム。キャストする、リールを巻く、引き寄せた魚をつかむ、とOculus Touchの多彩な操作が楽しい。釣り上げた魚を目の前で見ると本当に釣った気分になる

 Oculus Touchの体験コーナーが常設されるのは、秋葉原の「秋葉原ダイレクトショップ」「G-Tune:Garage」「マウスコンピューター ヨドバシ Akiba 店」、名古屋・大須の「名古屋ダイレクトショップ」、大阪府・日本橋の「大阪ダイレクトショップ」の5店。

 新しい映像体験を可能にするVR HMDだが、その没入感を阻害せずにどうやって自然な操作方法を実装するかは課題の1つ。その点、VR空間の中で実際に手が使えるような感覚を生み出すOculus Touchは、特にゲームなど双方向のコンテンツと相性がいい。VRに興味がある人も、ない人も、是非1度試してみてほしい。

マウスコンピューター/G-Tune

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