2017年の手帳用カバーを、レザークラフトで自作しました。
想像以上に良いものが仕上がって、満足しています。
作り方を写真つきで紹介します。
EDiTの専用カバーを本革で!
2017年の手帳は、EDiTの週間ノート。
A5よりも少し小さいので、市販のA5サイズの手帳カバーでは大きすぎます。
ぴったりのものを、革で自作することにしました。
ここから、写真と解説で長いです。
手帳カバーを作るのに必要なもの
本格的なレザークラフトだと専用の道具がたくさん必要なのですが、私は最低限でやっています。
家にあるもので代用できるものも多くあります。
- 革
今回は、A5より一回り小さい手帳のカバーなので、A3の革を購入しました。
こちらのお店の革は始めから長方形にカットされているので、手帳カバーなど直線が多いものを作るのにとても便利です。
- 菱目打ち、菱ギリ
革に縫い目用の穴を開ける道具です。
使い方は後ほど。
- 麻糸
革は丈夫な麻糸で縫います。
あらかじめ蝋引きされている糸を使うと楽です。
- 革用針
レザークラフト用の針は、先が丸くなっています。
手芸用の太めの針を使って、針先を紙やすりなどで丸めても使えますよ。
- トコノール
革の裏面や側面に塗る仕上げ材です。
なくても作れますが、あった方が綺麗に仕上がります。
- バネホックと打具
私は今回バネホックで留めるタイプにしましたが、そのためだけに打具を買うのも勿体無いので、これはお好みで。
その他、カッター、定規、カッターマットは家にあるもので大丈夫です。
作り方
1.革をカットする
革をカットするための専用の道具がありますが、カッターナイフでも問題ありません。
定規を当てて、一度に切り離すのではなく、何度も同じところを刃でなぞるようにしてカットします。
全てのパーツをカットできました。
A3サイズの革を、ほぼ全部使い切っています。
3.縫い目に穴を開ける
革は固いので、針をそのまま通すのは大変です。
事前に縫い目全ての穴を開けます。
菱目打ちを革に当てて、金づちでコンコンと叩くことで、菱形の穴が開きます。
コンコンやり過ぎると音が響いて近所迷惑になるので、私は目打ちが貫通しなかった部分は、菱ギリで1つずつ穴をしっかり開けています。
写真では既にバネホックがついていますが、穴開けの途中でバネホックをつけました。