キャブスの選手はブラットHCを軽視している?米報道
2014年12月30日 16:45 発信地:ニューヨーク/米国
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【12月30日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)の球団幹部は、NBA1年目のデビッド・ブラット(David Blatt)ヘッドコーチ(HC)の手腕に疑問を投げかけているようだ。29日、米スポーツ専門チャンネルのESPNが報じた。
リーグの匿名筋がESPNに明かした情報によれば、ブラットHCの話を聞く選手は多くないという。55歳のブラットHCは、2012年のロンドン五輪でロシアを銅メダル獲得に導き、今年キャブスの指揮官に就任する直前、マッカビ・テルアビブBC(Maccabi Tel Aviv B.C.)にユーロリーグのタイトルをもたらした実績を持つ。
クリーブランド(Cleveland)に50年ぶりのビッグタイトルをもたらすべく、レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に4度輝いているレブロン・ジェームズ(LeBron James)がキャブスに復帰する数週間前、ブラットHCは同地に足を踏み入れた。
キャブスは今季、18勝12敗と勝ち越しているものの、28日は80-103でデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)に敗れた。ピストンズは、ここまで7勝23敗と低迷している。
中には、ブラットHCにはどうしようもないこともある。
カイリー・アービング(Kyrie Irving)が左膝を痛めている一方、アンダーソン・ヴァレジャオ(Anderson Varejao)が、アキレス腱断裂のためシーズン絶望となった。
28日の試合後、チームが自身の手に負えない状況になることを恐れているかと聞かれたブラットHCは、「それはまったく心配していない。私が懸念しているのは、われわれのプレーだけだ」と答えている。