ウクライナ軍がRaspberry Piを組み込んだ使い捨てのミサイルを開発しています。詳細は不明ですが、ウクライナの軍事用品の展示会で発表された製品らしいです。形状から音を探知して標的を攻撃するホーミング系のミサイルと推測されています。
ウクライナで詳細不明の対戦車ミサイル?のモックアップが公開された。関係者によればトップアタックが出来る物ではないかという説があるが、発射器に照準器が無い事から様々な憶測を呼んでいる。個人的には、別個の照準器を用いたセミアクティブの対ヘリ・対戦車ミサイルかなと思ってる pic.twitter.com/g4en9q27Na
— おㄘんㄘん!!╰U╯@ロシア小銃史 (@moscowmk23) 2016年11月21日
プレイステーションなどの高性能ゲーム機を米軍が軍事転用していたり、ゲリラがゲーム機のコントローラを改造して兵器を制御したりするそうですが、まさか教育用コンピュータであるラズパイまでも軍事転用されているとは・・・。見方を変えればコードや回路図があれば誰でも携行型ロケットランチャーやミサイルを安価に製作することが可能ということです。ミサイルの制御部分の原価はたったの35ドルです。もちろん日本国内でもラズパイは販売されています。
参考記事:Raspberry Pi spotted in Ukrainian missile guidance unit.
New Ukrainian Rocket Launcher Appears to Use Raspberry Pi