ブログアドバイザーのポジ熊です。
2016/10~11にかけて内部リンク設置を含めた過去記事修正作業を精力的に行いまして、その結果が徐々に表れてきたのでここに報告します。
このデータ等をもとに、サイト運営の参考にしていただければ幸いです。
直帰率と滞在時間の推移
具体的な数値は公表できませんので、図示します。
横ばいで続いた直帰率とページセッションが改善傾向にあることが有意です。
以下、活動内容を記します。
メインカテゴリの整理
200に迫る記事数を擁していたメインカテゴリ「blog-accessup」でしたが、記事のクオリティが低いものに関しては削除を敢行しました。その数は100に及びます。
<やったこと>
- 統合できるものは他の記事に組み込み、競合しているものは検索順位の低いものや情報が古かったりボリューム不足のものを優先的に削除した
- サイト内に設置されていたリンクについて、(例外を除き)ブログカードをすべてテキストリンクに変更した
- 切れているもの及び関連性の弱いリンクを削除し、新たに有用なページへのリンクに変更した。必要に応じて新たなリンクを設置した
- 情報の古い内容は書き換える又は追記するという形で精査を行った(Adsense関連の仕様変更が多かったように記憶)
<結果>
- 訪問していただいた方に参考となる記事のみが残った
- 他の記事への導線整備が急速に進んだ
はてなブログカテゴリの整理
記事数が100弱あったのですが、結果として30しか残りませんでした。
<やったこと>
- ネタ記事が多かったので、アクセスのない大量の記事を削除した
- 検索順位が高く訪問者をそれなりに生むものについては、記事内容を修正して見られるものにした
- 同一カテゴリ内のリンクを構築した。必要に応じてメインカテゴリへのリンクを設置した
<結果>
- 大量のネタ記事を整理できた
- 他メインカテゴリに同じ
ブログ論の整理
これも100近くあったのですけど、結果的に20になりました。80もなくなるってどういうことでしょうね、まるで夏の花火だ。
<やったこと>
- 極度に自己満足な内容のものを削除した
- 批判的だったり角の立つもので有益じゃないと判断したものを削除した
- 刹那的な血迷い系を削除した
- 一部の有用な記事について追記及びリンク設置を行った
<結果>
- 大量のあかん記事を淘汰できた
- 他メインカテゴリに同じ
進捗状況
ここまでやって2割程度です。サイトにはまだまだ手を入れる余地がある・・・というか始まったばかり感が否めません。ほんと、途方もない作業です。
が、データを俯瞰して「ああ、成果が出てる」って実感できれば励みにもなりますし、自分を奮い立たせて今後も精力的に改善作業を続けていこうと考えています。
記事数ですが少し驚いたのは、2016/3の時点で1000記事を達成したにもかかわらず現在では過去記事修正に伴う記事数減少で800を切っているのですよね。寂しさは感じません、「今まで書いてきたもので、結果的に成果が出なかった記事がこんなにあるんだ!」というのが正直な気持ちです。
予測ですが・・・すべての過去記事に手を入れた場合は、記事数はもしかすると500を切るのではないかと。この予測について考えれば、サイトにはしっかりした記事がそれなりにあれば、記事数はそこまで重要な要素ではないのかなと思うのです。
が、過去に多更新で記録を作ったことは無駄ではありません、間違いなく現在のブログアドバイザーとしての知見をしっかり作ってくれた基礎的な経験則になっていると考えますし、ブランディングとしては大成功だったのです。
伝えたいこと(後記)
今まさにブログ記事を書いている人に伝えたいことは
「現時点で最高の記事を生み出し続けよう」
ってことですね。こんなこと言われなくても承知でしょうけど(笑)
というのも、今手抜きで記事を書けば書くほど、あとでそのツケが回ってくるのです。積み重ねれば積み重ねるほどに、それは途方もない作業になります。持てる力でコンテンツを作らないことはサイト運営を長い目で見ると絶対に損しかしません。
あとは
「サイトは生もので腐る」
ってことです。1年前に書いた記事がそのままフローの価値を保ち続けることはまずありません。情報は絶えず流動し、変化し続けます。それに合わせて過去の記事もしっかりと鮮度を保つ必要があるのです。
自分のサイトはいわば生産手段であり、大きな財産です。しかし、そのインフラは間違いなく日々劣化していきますから、工場と同じで設備をメンテナンスしないと価値が下がり続けるのですよね。
長く愛され続けるサイトを目指すのであれば、突っ走る期間と過去を振り返る期間をしっかりと分けて考えるべきなのかなと思うのです。
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以上です。