厚生労働省が6日発表した10月の毎月勤労統計調査(速報)によると、パートも含めた1人当たり平均の現金給与総額は前年同月と比べて0・1%増の26万6802円だった。先月発表された9月の速報値は前年同月比0・2%増だったが、確報値が0・0%に修正されたため、3カ月ぶりの増加となった。

 物価変動の影響を除いた賃金の動きを示す実質賃金指数は0・0%だった。9月まで8カ月連続で前年同月を上回ってきたが、10月は横ばいだった。

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