タイ新国王 式典で王位継承を印象づける
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タイでは、ことし10月に死去したプミポン前国王の誕生日の5日、首都バンコクの王宮で仏教の式典が行われ、今月即位したワチラロンコン新国王が式を取りしきり国民に王位が継承されたことを印象づけました。
タイでは、長年にわたって国民の絶大な尊敬を集めたプミポン前国王がことし10月に死去し、今月1日、長男のワチラロンコン皇太子が新しい国王に即位しました。
12月5日は、毎年、盛大に祝われてきたプミポン前国王の誕生日で、首都バンコクの王宮では、これまで前国王が行ってきた仏教の式典をワチラロンコン新国王が取りしきりました。王宮には新しい国王を一目見ようと多くの国民が集まったほか、式典の様子はテレビ中継で全国に伝えられ、王位が継承されたことを印象づけることになりました。
王宮を訪れていた43歳の男性は、「新しい国王の時代も人々は王室を敬い続け、これまでと何も変わらないと信じています」と話していました。
一方、軍主導の暫定政権は、王族に批判的なインターネットのサイトを閉鎖するなど言論統制を強めているほか、不敬罪の取締りも強化していて、王位の継承に伴って国内が不安定化しないよう神経をとがらせています。
12月5日は、毎年、盛大に祝われてきたプミポン前国王の誕生日で、首都バンコクの王宮では、これまで前国王が行ってきた仏教の式典をワチラロンコン新国王が取りしきりました。王宮には新しい国王を一目見ようと多くの国民が集まったほか、式典の様子はテレビ中継で全国に伝えられ、王位が継承されたことを印象づけることになりました。
王宮を訪れていた43歳の男性は、「新しい国王の時代も人々は王室を敬い続け、これまでと何も変わらないと信じています」と話していました。
一方、軍主導の暫定政権は、王族に批判的なインターネットのサイトを閉鎖するなど言論統制を強めているほか、不敬罪の取締りも強化していて、王位の継承に伴って国内が不安定化しないよう神経をとがらせています。