2013年11月21日、韓国の聯合ニュースによると、韓国文化財庁は朝鮮戦争中に米軍がソウルの徳寿宮から持ち出した大韓帝国の国璽など印章9点が、米サンディエゴで18日(現地時間)、米国土安全保障研究所(HIS)によって押収されたと発表した。人民日報(電子版)が伝えた。
韓国文化財庁によると、HISは9月23日に印章9点に関する写真資料などを提供。その結果、朝鮮王室と大韓帝国の印章であることが確認された。韓国大検察庁は米国側に捜査を依頼した。
押収された印章のなかには、大韓帝国の国璽と朝鮮王室が官吏を任命する際に用いた印章2点、李氏朝鮮の第24代国王・憲宗が書画の認定に用いた印章などが含まれている。韓国文化財庁は「こうした印章は個人で取り引きする性質のものではなく、必ず返還されるべき文化財」と述べている。
文化財庁はさらに、今回の調査押収を契機に、米国の関連当局との協力をさらに強化し、朝鮮戦争当時に米軍が持ち去った文化財の回収に努めることを明らかにした。(翻訳・編集/本郷)