蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【グランパス】J2降格となった名古屋グランパスのDF矢野貴章(32)が5日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで自主トレを行い、クラブからFW復帰を打診されていたことを明かした。矢野は「FWをやりたい気もあるが、SBもやりがいを感じてきたところ」と複雑な胸中を語った。 川又が移籍し、永井の流失も決定的。手薄なFW陣を建て直すために白羽の矢が立ったのは元日本代表の矢野だった。先月23日にあった2度目の契約更改交渉の席でクラブ側から打診を受け「試合を決められるポジション。やりたい気持ちはある」と自身3年ぶりの本職復帰へ意欲を見せた。 名古屋ではSBを務めるが本職はFW。ベスト16まで進出した2010年のW杯南アフリカ大会にもFWとして選出された。しかし名古屋で2年目を迎えた14年。前年オフに田中、増川、阿部を放出したDF陣は故障者が続出。SB不在のチーム事情に伴いコンバートされた。187センチの長身と豊富な運動量を武器に今季は主に右SBとして31試合に出場した。 3年ぶりの本職復帰への打診。だが務めてきたSBへの思い入れもある。「約3年SBをやってきて自分の中でやりがいや自信みたいなものを感じてきたところだったので」と複雑な胸中を打ち明けた。(12月6日) PR情報
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