首相の真珠湾訪問 ホワイトハウスが評価
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安倍総理大臣が今月下旬にハワイを訪れ、アメリカのオバマ大統領とともに真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することについて、ホワイトハウスは「平和と和解を追求する意義を強調するものになる」と評価しました。
ホワイトハウスのアーネスト報道官は、5日の記者会見で「安倍総理大臣とオバマ大統領が真珠湾で並んで立つことは広島訪問の時と同様に力強いものになるだろう。また、最も偉大な世代の犠牲や愛国心を思い出す機会ともなる」と指摘しました。そのうえで「真珠湾訪問は平和と和解を追求する意義を強調するものになる」と評価しました。
そして、真珠湾攻撃に対する謝罪があるかどうかについては「安倍総理大臣が何を言うか現時点で予測したくない」と述べるにとどめました。一方で「安倍総理大臣が、犠牲者の慰霊のために真珠湾を訪問すると発言した気持ちを多くのアメリカ国民が温かく受け止めると思う」と説明しました。また、謝罪がない場合、退役軍人がどのように感じると思うか記者団から質問されたのに対し、「気分を害する人がいるかもしれないが、多くの人が訪問はアメリカにとって重要だと認識し、個人的な恨みは脇に置くと確信している」と述べました。
そして、両首脳が真珠湾を訪れる際に所感を述べることを明らかにするとともに、「真珠湾訪問は、安倍総理大臣自身の決断だ」と述べ、オバマ大統領の広島訪問と直接リンクしていないと強調しました。
そして、真珠湾攻撃に対する謝罪があるかどうかについては「安倍総理大臣が何を言うか現時点で予測したくない」と述べるにとどめました。一方で「安倍総理大臣が、犠牲者の慰霊のために真珠湾を訪問すると発言した気持ちを多くのアメリカ国民が温かく受け止めると思う」と説明しました。また、謝罪がない場合、退役軍人がどのように感じると思うか記者団から質問されたのに対し、「気分を害する人がいるかもしれないが、多くの人が訪問はアメリカにとって重要だと認識し、個人的な恨みは脇に置くと確信している」と述べました。
そして、両首脳が真珠湾を訪れる際に所感を述べることを明らかにするとともに、「真珠湾訪問は、安倍総理大臣自身の決断だ」と述べ、オバマ大統領の広島訪問と直接リンクしていないと強調しました。
米知日派 真珠湾訪問を歓迎
安倍総理大臣が今月下旬、ハワイを訪れて日本の総理大臣として初めて真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することについて、アメリカで知日派として知られるアーミテージ元国務副長官は、首都ワシントンで5日、記者団に対し、「安倍総理大臣の訪問は非常によいことだ」と述べ、訪問を歓迎しました。そのうえで、アーミテージ氏は、「安倍総理大臣が真珠湾攻撃を謝罪することは想像できない。真珠湾攻撃によって、アメリカと日本は戦争に突入したが、それは歴史の一部だ。安倍総理大臣が真珠湾を訪れること自体がよい意思表示だと思う」と述べ、謝罪は必要ないとの考えを示しました。