1996年に放送を開始し、現在も第3期が放送中のNHK人形劇「ざわざわ森のがんこちゃん」が、20周年を記念して初のテレビアニメになります。タイトルは「がん がん がんこちゃん」。BSプレミアムで2017年1月23日スタート。
アニメでは、がんこちゃんたちの他に、2020年からの世界から超未来の地球にある“ざわざわ森”にタイムマシンでやって来た小学生の男の子「ゲンくん」が登場。過去へ戻れなくなったゲンくんですが、電気も何もない未来に驚きつつも、がんこちゃんたちと暮らす中で次第にその生活を楽しむようになります。キャストは人形劇と同じく根本圭子さん、日高のり子さん、緒方賢一さん、山田栄子さんといった声優陣が担当。ゲンくんは小林由美子さんが演じます。
アニメーション制作は「PSYCHO-PASS サイコパス」「モブサイコ100」などのオープニングアニメを制作した10GAUGE。監督は10GAUGEの依田伸隆さんが務めます。シリーズ構成・脚本は「ふらいんぐうぃっち」「あまんちゅ」などを手掛けた赤尾でこさん。テーマ曲は現在放送中の人形劇に引き続き俳優・歌手の松平健さん。さらに、ゲンくん役の小林さんが絵描き歌も歌います。
2016年12月19日・26日の18時25分に1話・2話の先行放送を予定。レギュラー放送は2017年1月23日18時25分から、全10話が毎週月曜日に放送されます。
2016年12月31日17時からは、Eテレでスペシャル人形劇「エピソード0〜ざわざわ森とさばくのひみつ〜」の放送も決定しています。この人形劇ではがんこちゃんが人間が生きていた時代にタイムスリップし、人類が滅びた謎や、ざわざわ森の周りに広がる砂漠についても迫る内容となっており、作品の世界像を描く特別な物語となっています。
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