世界に誇れるコンクールを目指す…コンコルソ・デレガンツァ京都2016
モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
イタリアのコモ湖畔で毎年5月に開催されている「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」、そして、アメリカはカリフォルニア州、カーメル近郊のペブルビーチゴルフコースにて毎年8月に開催される「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」が、現在行われているクラシックカーのコンクール・デレガンスで権威ある2大イベントだ。
今回開催されているコンコルソ・デレガンツァ京都2016は、その両イベントを目標に、日本ならではの特色を盛り込んだものだ。同イベント総合プロデューサーの木村英智氏は、「世界に誇れるコンクール・デレガンスを開催したかった。ヨーロッパではヴィラ・デステ、アメリカではペブルビーチがある。その一方現在アジアではまだこのレベルのコンクールは開催されていないので、ここ日本で何としても国際的に通用するコンクール・デレガンスを開催したかったのだ」という。
そこで、「ヨーロッパやアメリカのように、皆が行きたくなるような特別なロケーションと、世界レベルの出展車。そして、世界のコンクールと同レベルのジャッジを揃え、コンクール・デレガンスを構成していった」と話す。今回は、22台の出展車の多くと、審査員を海外から招待し、また、日本ならではの立地ということで京都、二条城が選ばれたのだ。
木村氏は、「今回はプロトタイプのようなもの。今回の開催をベースに次回は更にレベルアップを図り、18年の桜の咲く時期に開催する予定だ」と語った。
開催最終日の6日は11時まで二の丸御殿中庭に車両を展示。12時以降はその出展車が1台1台特設ステージまで自走し、車両説明が行われ、そののちアワード発表と授与式が開催される予定だ。