「くそじじい」
小学校低学年の男子が好きそうな言葉です。
でも、使ってはいけません。
名前を見てちょうだい
小学校2年生の国語の教科書(東京書籍 国語二 下)に、「名前を見てちょうだい」というあまん きみこさんの物語が掲載されています。
自分の思ったこと(自分の中の正しいこと)をしっかり主張していくことの大切さを学べる物語だと思います。
詳しい内容は書きませんので、ぜひ買って読んでみてください。
くそじじいはダメだよ
「名前を見てちょうだい」の国語のプリント、テストがあるのですが、息子の解答がひどいんです。
大男に帽子を取られて、その帽子を食べられたえっちゃん。
そのときに、その大男に向かっていったときのえっちゃんの気持ちとは・・・
このくそじじいが ぼう(し)かえさないと おまえをわって 火でもやしてくうぞ いやなら ぼうし かえせ! この やくにたたん くそやろうが!
はい。
アウト―!
いくらなんでも言い過ぎです。
同じく帽子を食べられたときの、
- 牛
- きつね
- えっちゃん
の気持ちは・・・
牛 … くそ ぼうし くわれたぞ!
きつね … あーあ くわれた もういやだ!
えっちゃん … あたしの ぼうし かえせや バカやろう!
くそじじいよりは、バカやろうのほうがましですが(そうか?)これも
アウト!
またしても、大男に向かっていくえっちゃんの気持ちを答える問題です。
だまれや くそじじい おまえが ぼうしを くいやがるのが わるいんだぞ おまえには おまえには ぼうしを かえす せきにんが あるんだぞ!!! この くそやろうが!!
はい、もう完全に、
アウト―!
くそじじいだけじゃなくて、くそやろうまで出てきました。
しかも「喰いやがる」ってどういうことでしょう。
くそやろうもダメだからね
さすがにこれはしっかり叱ろうと思ったのですが・・・
もっと丁寧な言葉を使いなさい。
「くそ」なんて言ってはいけません。
!!!
う〇こじじい!
なんかもっと意味悪くなってるし!
そして「くそ」の丁寧語が「う〇こ」ではありません。
「くそじじい」じゃなくて、「おじいさん」
それに大男ってだけで、おじいさんじゃないかもしれないでしょ?
とにかく、テストで笑いをとらない!
もっと丁寧な言葉遣いをする!
わかった?
・・・絶対わかってないよね。
そう思って、今回はパパにがっつり叱ってもらいました。
キレイな日本語を話しましょうね。
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