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ポジ熊の人生記

雑記ブログの育て方をメインコンテンツに、時事オピニオンや書評などを日々更新中です。

WELQのパクリ騒動で文章の独自性は重要であることを認識した

社会 社会-オピニオン


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WELQでパクリ記事を書いているライターのイメージ

  1. News Up WELQ騒動から見えた3つのこと | NHKニュース
  2. DeNAのWELQ(ウェルク)が問題になった「本当の」理由 - 踊るバイエイターの敗者復活戦
  3. WELQの質が低い? なにをいまさら (1/2)

 

2016年12月5日19:00現在「WELQ」でGoogle検索した結果が上記TOP3です(ニューストピック除く)。

此度の騒動はこの3つを見れば全容が把握できることかと存じます。

WELQ公式を差し置いてWELQ騒動の記事が最上位に上がってくることから、騒動が小さくないことを示しています。

他所から半ばパクった文章を寄せ集めることでビッグワードの上位表示を実現していたことが、僕にとっては許しがたいことです。日常的に自分の文章で勝負をかけている物書きにとって、これはある程度共通の認識なのではありませんかね?

DeNA「サイト炎上」MERY、iemoの原罪とカラクリ(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

さらにこちらを見て

吐き気すら催しました。なんですか「リライトツール」って・・・

リライトツールに思う

コピペとリライト作業をもっと効率化するために「お目当てのキーワードを入れるだけでネットから品質の高い記事をコピーしてきてリライトソフトにぶち込んでくれるBOT」が出回ることになります。その威力で申しますと、BOTとリライトソフトの組み合わせで一日2時間サーバーを転がすだけで300本ほど約2,000文字の記事が出来上がります。

DeNA「サイト炎上」MERY、iemoの原罪とカラクリ(山本一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

これは何の冗談かな?って読んだ瞬間は思いましたけど、今ではそれを信じざるを得ません。

 

だって、これってすごく楽じゃないですか。

 

自分の思考リソースを割かずにお目当ての文章を引っ張ってきて、それを自動でリライトしてくれるんです。創作の「そ」の字もないオートメーションのルーチンワークですよね。こりゃ楽過ぎて使ってたら自分で文章を練るなんて二度とやりたくなくなるんじゃないですか?

 

洗濯機を使い慣れた人が洗濯板でゴシゴシやらないように、食器洗濯機を活用する人がスポンジでマメに擦って汚れを落とさなくなるように、文章のリライトツールとやらを使えばキーボードに全力で向き合って自分の文章を生み出すこともしなくなりますよ。 

 

普段、四苦八苦しながら文章を書いている僕はこれを見て生理的嫌悪を催すと同時に、「ああ、なるほど、Googleの目を欺けるのであればこのように資本を活用してライター(という名のコピペ集団)を雇い、上手いこと儲けることも資本主義社会では避けられぬものなのかな?」とも感じたわけです。なんというか、切ないですよね。

 

でも、今回の騒動で炎上し、結果的にこのようなキュレーションサイトが閉鎖に追い込まれたことは僕にとって福音です。一生懸命、拡散の為にブックマークした甲斐がありました。真面目にお仕事をしていたライターさんはお気の毒ですけど、ツールを使ってもりもりと量産していた作業者諸氏はこれを機に目を覚ましていただきたいなと。

 

文章の独自性を発揮しよう

個人のブログは本当に面白いですよね、何故なら個性に溢れてるんです。四角四面でお上品なオウンドメディアやプロライターの書く文章のように、一切隙のない綺麗な文章ってわけでもない。けど、その人にしか出せない個性や人間性が滲み出る文章を堪能するなら個人ブログ一択ですよ。

 

で、今回の騒動でよりこの想いを強めた理由は「Googleのアルゴリズムは熱量のある文章を今後は評価していくのではないか」と予見したからです。もちろん、情報の正確性は重要ですし、誤字脱字のない見やすい文章が好まれるのは従来通りなのでしょうけど、そこじゃなくて誰にもまねできない熱い気持ちをぶつけているような、盗めない文章が評価を受ける時代が遠くない将来に訪れるんじゃないかって冗談抜きで思ってるんですよ。

 

綺麗な文章なんてそこら中に転がってます。んで、それをヒョイとパクってツールだのでカチカチっと加工して寄せ集めて検索上位を独占していたのが今回の問題じゃないですか。でも、今まさに書いているこのテキストは紛れもないオリジナルで真似は難しいと思うんです。きっちりとお綺麗に書いてあればあるほどパクリやすいんじゃないかと。

 

だから今、自分の好きに文章を熱く書き連ねている人はその路線を突っ走ったらいいのではないかと思うのですよね。「これって見やすいかな」「綺麗だろうか」なんて考える前に「書いたる!!」くらいの熱量をもって自分の言葉で綴ったほうがSEO的にも高評価になるんじゃないかと。

 

今回のWELQ騒動があって、余計にこう感じるようになりました。というのも以前から僕は個性的な文章は好きだと公言していますし、自分の文章でビッグワードで1位を獲得した実績もあるんです。だから、ここで改めてブログ文章の独自性についてますますその重要さを意識し始めたというわけですなぁ。

 

ツールに負けるな!

僕ら個人ブロガーが持てる最大の武器は何かご存知ですか?

 

自分の文章ですよ。

 

唯一無二の、熱量を持ったとっておきの文章です。これを全力で自分のメディアに連ねて力を蓄えれば良いんですよ。なりふり構わずとにかく書いて書いて書きまくりましょう。誰にも負けないオリジナルの文章を、ツールなんかに負けない真似できない文章を力の限り生み出していきましょう。そのエネルギーが、パクリが常態化したキュレーションメディアの腐敗にくさびを打ち込むことに繋がるのですから!

 

あ、情報の正確性や見やすさ云々に関しては別問題で、そこは各自でしっかりと精度を上げていくべきだと考えています。あと、熱量を持った記事を書き上げるなら「自分が書いていてヒートアップするくらい楽しい内容」であることが前提条件なのだと思います。誰かに書かされたり不本意ながら嫌々綴った文章なんて犬も食わない内容になるのでしょうから。ブログは楽しめば楽しむほどに結果もついてきます!

 

文章を書き上げる熱量を持って記事を書くことが重要かなと

個人ブロガーは個性的な文章で勝負するのもアリだと思う

参考記事、置いときます☆