こんにちは、NAEです。
Amazonで買うことを「ポチる」と言いますが、それがリアル世界にやってきました。Amazon Dashの日本上陸です。
参考:ボタンを「ぽちっ」。Amazon Dash Buttonは、ワンプッシュでお気に入りの商品を簡単に注文できるボタンです。新しい買い物スタイルをご体験ください。
便利そうですねー。ドキドキしますねー、楽しみですねー。
でもよくよく見てみるとちょっとだけイマイチな点があったりもします。
そこで
- そもそもAmazon Dashボタンって?
- 何が便利?イマイチな点は?
- 既存のAmazonサービスとの使い分けは?
といった点について、書いていきたいと思います。
今回はそんなお話。
- Amazon Dashボタンとは現実世界で「ポチる」を実現するデバイス
- Amazon Dashボタンのこれまでの歩み
- 満を持して日本上陸!Amazon Dashボタンの便利な点は?
- Amazon Dashのちょっとイマイチ・・・思った点
- Amazon Dashボタンの使いどころ、他Amazonサービスとの使い分け
- まとめ:Amazon Dashボタンは刺さる人には激刺さるサービス
Amazon Dashボタンとは現実世界で「ポチる」を実現するデバイス
Amazon Dashボタンってなあに?を3行でまとめると
- どこにでも設置できる物理的なボタンで
- 押したらプリセットされた商品がAmazonから届く
- Amazonプライム会員専用のサービス
です!
Amazonで買い物をすることを指す「ポチる」が、いよいよ現実世界にやってきた。それが、Amazon Dashボタンです。
Amazon Dashボタンのこれまでの歩み
Amazon Dashボタンはなにもないところからいきなり飛び出たわけではありません。
日本には上陸しなかった前身のデバイスがあります。
ボタンではないAmazon Dashは2014年に登場
Amazon Dashと聞いてボタンではないこちらのデバイスを思い出す人は、相当のAmazon通です。
Amazonは2014年、Amazon Dashというデバイスを発表しています。
(画像出典:japanese.engadget.com)
マイクのようないでたちのこのデバイス、その見た目の通り音声入力を通じてAmazonの買い物かご(カート)に入れることができ、そのまま注文もできてしまうというやつ。
たとえば「フルグラを1個カートに入れて」と言えばカートにフルグラが追加され、翌日には配送されている、なんていうあんばいです。
ちなみに上の画像のわきに小さく書いてある「Amazon Fresh」は、Amazonの提供する生鮮食料品の即日配送サービスです。シアトルやニューヨークなど一部地域でのみ提供されています。
Amazon Dashが日本にこなかったのは音声認識の技術的な限界のためだと思われます。
言語としての難易度の関係で、日本語の音声認識の精度は英語よりも2〜3年遅れていると言われています。
そのため英語圏では十分通用するAmazon Dashも日本語では使いものにならなかったのでしょう・・・。
Amazon Dashボタンは2015年アメリカでサービスイン
両手がフリーで使えるAmazon Dashはとても便利なサービスでした。
しかし「いつも買う物」をいちいち読み上げるのはちょっと不便ですよね。
そんなものは声すら出さず、気づいたときにその場でポンと注文完了させてしまいたい。
そこで2015年アメリカでサービスインしたのが、Amazon Dashボタンでした。
注文する商品のプリセットされたボタンを「いつもの置き場所」に貼っておけば
「あ、そろそろなくなる(ポチ)」
がその場でできてしまうというわけです。
満を持して日本上陸!Amazon Dashボタンの便利な点は?
そんなAmazon Dashボタンが2016年12月5日、日本のAmazonプライム会員向けにオープンしました。
参考:Amazon Dash Buttonは、ワンプッシュでお気に入りの商品を簡単に注文できるボタンです。新しい買い物スタイルをご体験ください。
便利だと思う点を挙げていきたいと思います。
気づいたその場で買えるため、買い忘れがなくなる
これ。
買い忘れの原因は必要と思ったときと買うときの時間差にあると思うんです。
その差を埋めるために買い物リストやメモ帳を使っていますよね。
でもそのリスト作成・管理の作業って、言わば間接業務なわけです。必要であるものの、それ自体は直接価値を生まない。極端な言い方をすれば「無駄」ですよね。
この無駄をなくす、というより必要と思ったときと買うときの時間差を極限まで小さくするのがAmazon Dashボタンなわけです。
メモを取るより、スマホを開くより早く、ボタンを押すだけで注文が完了するんですから。当然、買い忘れは減るはずです。
スマホを操作せずにもAmazonで買えて便利
Amazonで買い物をするときについてまわるのが
- スマホを取り出す
- アプリかサイトを開く
- 商品検索する
- カートに追加して注文する
という一連の流れ。
Amazonが通販サイトであり、主なアクセス手段がスマホアプリやWebである以上、これは宿命です。
しかしスマホアプリを開くこと自体、実は面倒な所作なんですよね。スマホを取り出して、ロックを解除して、アプリを開いて・・・
特にいたずら盛りの小さいお子様をお持ちのお母さんのように、スマホを開くことすらままならない場合もあるかと思います。
Amazon Dashは、この宿命をとっぱらいます。スマホを手に取ることなく、少し手を伸ばすだけで注文が完了できてしまうんですから。
「いつもどおり、いつもの」を買うのなら、こんなに便利で簡単な手段はありませんよね。
Amazon Dashのちょっとイマイチ・・・思った点
それにしても便利だよな、このボタン・・・と思っていつつ、よくよく見てみると
ちょっとイマイチじゃね?
なんて点も見えてきました。
他の既存サービスと重複している
「いつもどおり、いつもの」タイプの買い物をするのであれば、すでにAmazon定期おトク便という定期お届けサービスが提供されています。
参考:定期おトク便は、日用品ほか対象商品を割引価格で定期的にお届けするサービスです。表示価格からさらに最大10%OFFで配送料も無料
たとえばわがやでは
- ぼくのヒゲそりの替刃
- 子供のおしりふき
- 子供のおむつ
といった必ず同じものの買い足しが必要になる日用品は定期おトク便で買っています。
わざわざ買う手間も省けますし、値段も安くなりますしね。定期便の配送頻度やキャンセルだっていつでもできます。
また細々とした日用品を買うという意味ではAmazonパントリーともサービスがかぶっているようにも見えます。
参考:Amazonパントリーとは、食品・日用品をまとめてひと箱あたり290円でお届けする、Amazonプライム会員向けのサービスです。
2016年12月5日現在のAmazon Dashボタンのラインナップを見てみると、その多くが低価格帯の日用品です。
対象商品がAmazonパントリーともろかぶりしてるじゃないですか・・・
が、自分で「箱詰め」するスタイルのパントリーで満足している人はDashボタンは必要ないかもしれません。
もちろん「お買い物体験」という視点では定期おトク便やパントリーとDashボタンは全く異なります。
強いて違いを言うならば、「いつもどおり、いつもの」を買うタイミングを自分で選べるのがAmazon Dashボタンという位置づけでしょうか。
亜種商品がほしくなった場合、手作業で設定し直しが必要
ボタンひとつで商品が届く。つまり届く商品は事前に登録しておく必要があります。
たとえば洗濯柔軟剤のレノア関連商品が注文できるレノアDashボタンのページを見てみると、2016年12月5日時点でこのボタンから注文できるレノア関連商品は38個あるそう。
38個の中からひとつ、ボタンを押したら届く商品を事前に選んでおくわけです。
これ洗濯柔軟剤であれば別にいいじゃんと思うんですが、たまには亜種がほしい商品の場合は微妙に不便です。
たとえばCalbeeのフルグラが届くフルグラDashボタンの話をしましょう。
ぼくは毎朝フルグラを食べています。
参考:便秘と無縁なぼくのおすすめ朝食定番メニュー、フルグラ+イージーヨー+低脂肪乳 - NaeNote
とはいえ毎回いつもの赤いヤツとなると飽きるので、たまには黒豆きなこ味や季節限定のフレーバーのものが欲しくなるときがあります。
そんな場合においてAmazon Dashボタンを使おうとすると
- 対象商品を登録しなおす
- 商品の種類分のDashボタンを買いそろえる
のいずれかが必要です。そしていずれもちょっと、面倒くさい。
近所のドラッグストアで買ったほうが安い場合がある
最後にそもそもを言ってしまうのですが、たとえばフルグラの場合、近所のドラッグストアで買ったほうがはるかに安かったりします。
- Amazon:749円/袋
- ドラッグストア:600〜700円/袋 (※管理人調べ)
こればかりはしょうがないですし、Amazonプライムセールのようなセール時には550円/袋になることもあるので、どちらが安いかは時と場合によります。
玄関前まで配送してくれる便利さを買うか、ちょっと出かけて買い物するかわりに安く手に入れるか、人によるでしょうね。
Amazon Dashボタンの使いどころ、他Amazonサービスとの使い分け
つまりAmazon Dashボタンは
「いつもどおり、いつもの」を買う手間をゼロにする
ことに特化した便利なデバイス(サービス)と呼べると思います。
ぼくの場合のフルグラのように、種類や値段など少しでもこだわりがある商品についてはAmazon Dashボタンは使いにくいかと。
そもそも全部Amazon Dashボタンで済ませるものでもないと思うので、
- 何も言わずとも手元にあってほしいものは定期おトク便
- 「いつもどおり、いつもの」だけど買うタイミングを選びたい場合はAmazon Dashボタン
- 少しだけでも選びたい日用品はAmazonパントリー
- あれこれこだわりがある買い物は通常のAmazon
といった使い分けをするのが現実的だと思います。
まとめ:Amazon Dashボタンは刺さる人には激刺さるサービス
以上、Amazon Dashボタンについて
- Amazon Dashのこれまでの歩み
- 便利な点とイマイチな点
- 他の既存サービスとの使い分け方法
をご紹介しました。
Amazon Dashボタンは日本で流行るのかどうか、そもそも裾野はどれほど広いか、いろいろと未知数のサービスです。
しかしそんな新サービスをプライム会員であれば他の人に先行して体験できる。
ぼくはこれまでAmazonのビジネス構造上、Amazonプライムは今後も特典を拡充し続けると言い続けてきました。まさに思ったとおりです。
何かとドキドキを提供してくれるAmazonプライム、今後もいちプライム会員として、そしてAmazonウォッチャーとして注目していこうと思います。